西の大将!古性優作 東の主砲!吉田拓矢…G1高松宮記念杯競輪16日開幕

昨年は準決勝で不利に泣いた古性優作。今度こそ地元でタイトル獲得だ
昨年は準決勝で不利に泣いた古性優作。今度こそ地元でタイトル獲得だ

 今年も岸和田で東西決戦! 第73回「高松宮記念杯」(東西対抗戦=G1)は16日から4日間、岸和田競輪場で開催される。昨年のグランプリ覇者・古性優作が悲願の地元Vへ闘志を燃やす。西では松浦悠士、清水裕友のゴールデンコンビに太田竜馬が加わる中四国が一大勢力。東は昨年準Vの吉田拓矢を中心に平原康多、宿口陽一らが結束する関東が強力布陣で臨む。

◆古性優作(31)=大阪・100期= 

 GP覇者の証しである白のチャンピオンユニホームで、地元G1に挑む。「1番車のメリットはあるが、レースで迷うこともあった。今までの競輪とは違う感じだったが、3か月で慣れてきた」。2月の取手「全日本選抜」Vで早々と2年連続のグランプリ出場を決めたが、やはり今年の最大目標はここだろう。

 平「日本選手権」では決して好調ではない中で決勝進出。しかし結果は優勝した脇本雄を追走しきれず5着。「ダービーから自転車との一体感がなかったが、原因は分かった」。前走の佐世保「全プロ記念」ではまだ修正途上だったようだが、当然しっかり仕上げてくるはずだ。

 「高松宮記念杯」は近畿ゆかりのG1だけに、古性のみならず近畿地区全体の気合がみなぎるのは毎年のこと。古性も「岸和田でG1をやることが当たり前だと思っていないし、このユニホームで走れることもそうない。優勝目指して頑張りたい。まずは初日、しっかり走れるように調整していく」と、目標を絞って勝負に出る。ニューリーダーの奮戦に注目だ。

昨年大会準Vをきっかけに飛躍した吉田拓矢。今年はその上を狙う
昨年大会準Vをきっかけに飛躍した吉田拓矢。今年はその上を狙う

◆吉田 拓矢(27)=茨城・107期=

 今年前半の大目標は、2月の地元G1・取手「全日本選抜」だった。だが、初日から動きにキレがなく、まさかの二次予選敗退。続く3月のG2宇都宮「ウィナーズカップ」も準決勝敗退。S班のプライドが崩れかけた。「取手はやはり地元の重圧があった」と悔しがったが、リベンジの機会はすぐにやって来た。

 5月の宇都宮記念では、番手回りもあり、決勝では人生初の3番手も経験。「宇都宮のVは前のおかげ。あらためてラインの力を感じた」。その意識が強く出たのが前走の取手記念。茨城3車の先頭で戦い、松浦悠の番手まくりを乗り越えられなかったものの、後ろの吉沢純の優勝にしっかり貢献。関東の主砲として、やるべきことは見えている。

 戦うための意識付けはできた。あとは地力を上げるだけ。「ダービーの準決勝では脇本(雄太)さんにやられた。確かに強かったが、強かったで終わってはダメ。そこからどこまで自分が強くなれるか」。昨年の準Vをきっかけに大きく飛躍した思い出の大会で、2つめのタイトルを狙う。

 【シリーズ展望】中心は古性だ。グランプリ覇者となって地元G1に帰ってきた。「日本選手権」で連係した脇本雄の不在は確かに痛いが、近畿の機動力型では野原、三谷竜、追い込みでは稲川翔、東口らがそろい充実布陣。結束力を高めて他地区を圧倒する。

 中四国は太田の本格化で、松浦、清水の黄金コンビの戦いぶりにオプションが加わった。九州はベテラン勢が元気いっぱい。刺激を受けた若手の台頭があれば面白い。

 東はやはりS班3人を擁する関東の層が厚い。吉田拓を筆頭に真杉匠、坂井洋、吉田有ら自力型が豊富。昨年覇者の宿口や重鎮・平原も機動力を備えるだけに攻略するのは容易ではない。

 北日本はケガ明けの新田の状態が気になる。万全ならば佐藤が一気にV候補に躍り出るが…。南関を引っ張る郡司は「日本選手権」準決勝では失格とリズムはひと息。深谷、和田健らの援護がほしいところだ。

◆西日本特選出場メンバー

古性優作(31)=大阪=、井上昌己(42)=長崎=、松浦悠士(31)=広島=、太田竜馬(26)=徳島= 、東口善朋(42)=和歌山=、野原雅也(28)=福井=、浅井康太(37)=三重=、山田庸平(34)=佐賀=、清水裕友(27)=山口=

◆東日本特選出場メンバー

佐藤慎太郎 (45)=福島=、郡司浩平 (31)=神奈川=、吉田拓矢(27)=茨城=、新田祐大(36)=福島= 、宿口陽一(38)=埼玉=、和田健太郎 (41)=千葉=、平原康多(40)=埼玉=、諸橋愛 (44)=新潟=、深谷知広 (32)=静岡=

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