【こちら日高支局です・古谷剛彦】ファンの気持ち伝わったJRA北海道開催

スポーツ報知

 JRA北海道シリーズが11日、函館競馬からスタートした。コロナ禍で無観客開催だった20年、昨年は指定席のみの入場だった。3年を経てローカル開催は当日入場券の現金発売が始まり、場内はにぎわいを取り戻しつつあった。フリーライターは依然として、取材できる状況ではないので、現金発売があると聞いたので入場料を払い、個人的には3年ぶりに、JRA北海道シリーズの開幕2日間を楽しんだ。1Rのファンファーレが高らかに鳴り響き、終わるとともに場内から拍手が湧き起こる。このシーンはこれまで、テレビやSNSで見た光景だが、実際にその場にいると、この日を待ちわびたファンの気持ちが伝わる。札幌を拠点に仕事をしているライターが、いつまでも道内の競馬を自由に観ることができない状況は続いており、改善を望みたいところではある。ただ、指定席が取れない場合でも入場できるようになり、競馬場の雰囲気を堪能できることは、事が進捗したことの現れと受け取れる。

 話題は九州に移るが、鹿児島県のJBBA九州種馬場で21日、九州1歳市場が開催される。上場される27頭すべてが九州産。その中で、12頭が上場されるケイムホーム産駒は、インティがフェブラリーSを制した直後の19年、51頭と交配したが、20年も47頭と種付けし、19頭が生産された。プリンセスゴールド2021(牝)は、中央5勝のゴールデンヒーローが半兄。祖母がゴールデンサッシュという優秀な牝系から、注目度は高い。新種牡馬では、ビートフォルテ2021(牝)がアポロケンタッキー産駒。伯父に米G3ウィナーのゼットヒューマーがいる。黒光りした雄大な馬体は、まさに父譲りだ。

 九州産馬は、この世代が68頭生産され、前年より12頭増加した。ヨカヨカの活躍はもちろん、4日の佐賀4Rで地方競馬初の九州産限定の新馬戦が行われるなど、九州産馬の関心が高まってきている。佐賀競馬でデビューした九州産の2歳馬に対し、九州産馬入厩促進事業として先着10頭に40万円が補助される制度がある。九州産限定の新馬が10頭立てだったが、このような取り組みが、購買関係者に九州産を購入してみたいという思いを抱かせる。夏の小倉で名物となったひまわり賞に向けたステップレースも、佐賀競馬で行われるので、JRAのみならず、佐賀デビューを意識するオーナーも増える可能性が高い。

 21日のセリ開始は午後1時から。現地での通常競りに加え、今年も事前申し込みで参加可能となるオンラインビッド(申し込みはすでに終了)とのハイブリッド方式が導入される。(競馬ライター)

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