【西武】山川穂高がセパ一番乗り20号…三振凡打でも表情変えない心構え

スポーツ報知
3回無死一塁、山川が左越えに20号2ランを放つ(カメラ・清水 武)

◆日本生命セ・パ交流戦2022 西武11―0広島(12日・ベルーナドーム)

 打った瞬間、本塁打と分かる当たりだった。3回無死一塁。山川はアンダーソンの投じた初球、真ん中高めの147キロ直球を見逃さなかった。左翼席中段に届く2ランは両リーグ通じて20号一番乗り。「うれしいですね」と素直に喜んだ。

 山川を見ていると三振、凡打に終わっても表情が変わらない。ここ2年は故障の影響もあり、本塁打はともに24本で終わった。その不振がきっかけとなって、心構えを変えたという。「一番はメンタルが安定していなかった。前は遊ゴロになったら『何で?』と突き詰めていたけど、あまり意味のないところに頭をもっていくより、準備の段階で100%をつくるようにしています」。終わったことはすぐに忘れて次の打席に臨む。この日は3三振を喫したが「全然いいんじゃないですか」と、すでにリーグ戦の再開をにらんでいる。

 11日に規定打席に到達し、打率は3位。本塁打はリーグ1位、打点も42で2位と3冠王も狙える成績だが「本塁打と打点は減らないので。打率は僕の中ではおまけ」。あくまでも本塁打狙い、そしてそのための準備。ブレない心が山川を支えている。(西武担当・秋本 正己)

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