【仙ペン】あるぞ奪首も最下位も

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦2022 楽天9―2巨人(12日・楽天生命パーク)

 井上尚弥が「世界最強ボクサー」に認定された。米の権威ある専門誌がお墨付きを与えたという。あのマイク・タイソンらレジェンドクラスのスーパースターと肩を並べた形だ。

 先日の王座統一戦の圧勝劇を見れば当然か。わずか2回でリベンジに燃える執念を返り討ち。モンスターの超進化でした。

 ただ、それでも2019年の「第1戦」の感動が色あせることはない。井上とドネアによる一進一退の激しい打ち合い。今、思い出してもグッとくる。

 「素晴らしかった。やっぱり強い人っていうのは打つことも強いけど、打たれ強いですよ」。3年前の試合を見た原監督のコメントである。

 そして、続けてこう語った。「接戦は求めていかないとね。勝っても負けてもそこに持ち込もうと、我々は選手に教育していくわけですよ」―。

 そんなわけで、接戦とは真逆の大惨敗に終わりました。打つことも打たれることも弱かった。山崎伊は2回持たずにKOって、お前さんはドネアか。なら楽天打線は井上か。

 火に油の鍵谷。想定外に早かった登板には同情するけど、本人にとっても今が勝負時のはずだ。伊織と同じく必死で頑張っているのは分かる。でも、これが実力だ、限界だと思われるのも嫌だろう?

 しばらく2人とも1軍で見ることはないかもしれないけど、ドネアだって3年前の屈辱からもう一度…ってしつこいよ。

 接戦を求める気がなかったのは打線も同じ。ウォーカーだけは偉いな。8連敗の暗い日曜日。唯一の救いです。メジャーではエンゼルスが14連敗したけど、大谷の打席だけは最後まで見たかった。サンデー助っ人も今やそんな感じだ。

 ヤクルトの独り勝ちに終わった今季の交流戦。巨人は7ゲームの大差を追うことになった。というより最下位・中日まで6・5差って、こっちの方が近いじゃないか。

 いや、接戦を、苦しい戦いを求めていくのがタツノリ流。奪首も最下位も可能性があるなんて上等だ…と震えながら自分に言い聞かせています。まずは一週間で1ゲームを縮めるところから始めよう。

巨人

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