【日本ハム】新庄剛志監督の奇策勝ち 2ランスクイズ!アンダーからサイドに”幻惑投法”!

スポーツ報知
5回1死二、三塁、2ランスクイズが成功し両手を突き上げる新庄剛志監督(カメラ・池内 雅彦)

◆日本生命セ・パ交流戦2022 日本ハム10―0中日(11日・札幌ドーム)

 「新庄マジック」がさく裂した。ビッグボスは両手を上げた後、さらに右拳も突き上げた。4―0の5回1死二、三塁。1ボール2ストライクから石川亮がバントで一塁方向へ転がすと、三塁走者・谷内だけではなく二塁走者・今川も生還。スリーバント2ランスクイズだった。

 「打者も走者もサインミスなしで今川君も一気に来てくれた信頼関係、一発で成功してくれたことがすごくうれしい。(今川は)ようサインミスないわって。俺ならミスしてる(笑い)」

 多くの奇策を実行してきた中、2ランスクイズは今季初。キャンプでの練習の成果だが、ボスがナインをもり立てる力も結果に表れた。石川亮も「ここ数年で一番緊張した」としつつ、「ボスは『ミスしてもいいから思い切ってやれ!』という環境をつくるのがすごくうまい。できる気がした」と感謝した。

 9回には、今カードでコラボしている人気ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」に負けない(?)魔法もかけた。2月に横手から下手投げに転向した鈴木が、13球中3球をサイドから投げ、1回無失点。ボスが試合約30分前に「NHKの大河ドラマ見ていたんですよ。で、パッとひらめいて」と“幻惑投法”をコーチ陣を通して伝え、「彼がユニホームを着られる時間が長くなるんじゃないかというアドバイス」と語った。

 今季5度目の2ケタ10得点で、同7度目の完封勝ち。勝ち越しは4カードぶりだ。「元気ハツラツで気持ち良かった。勝ち負けより成長がうれしい。この成長を大きくして、いやらしいチームにしていきます」。交流戦最終戦もビッグボス野球で勝って締める。(田中 哲)

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