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【楽天】川島慶三、移籍1号先制3ランでチームを首位に「泥んこで野球ができる喜びを感じています」

スポーツ報知
2回2死二、三塁、川島慶三が左越えに先制の1号3ラン本塁打を放つ(カメラ・堺 恒志)

◆日本生命セ・パ交流戦2022 楽天8―1巨人(11日・楽天生命パーク)

 今季2度目の満員御礼。2万5585人の大観衆の前で“川島劇場”の幕が開けた。まずは2回。2死二、三塁の好機でメルセデスの甘く入った初球の直球を「完璧」に捉えて左翼席にアーチをかけた。「最高の場面で回ってきたので、絶対に点を取りたいなと強い気持ちでいきました」。移籍後1号となる先制3ラン。結果的にV弾となり、“左キラー”の本領を発揮した。

 本拠地初スタメン起用に応えるように、守備でも38歳とは思えないハッスルプレーを披露した。3―1となった5回。先頭・増田陸が放った中堅へ抜けそうなライナーをダイビングキャッチし、「背中がバキバキっていいました」とジョークも飛び出した。「今年39歳になるんですけど、ユニホームを見てください。泥んこで野球ができる喜びをすごく感じています」。真っ黒になった戦闘服が誇らしく映った。

 ヒーローインタビューでは、初のお立ち台からの景色について問われると「(ヒーローになると)楽天ポイント10万円分もらえるので、それを取りたくて、取りたくて」と大ボケをかまして笑いを誘った。2週間ぶりの単独首位に導いた劇場の“支配人”は「優勝しましょう」と声を張り上げた。大目標への道のりで、見る者を魅了し続けていく。(長井 毅)

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