鋭い二の矢(美浦)

スポーツ報知

 こんばんは、坂本です。今週は金曜日まで美浦トレセンで取材にかけずり回っておりました。

 さて、それはそれとして先日は親孝行を兼ねて群馬県に出かけました。今では多くの「道の駅」ができて、観光情報からお土産、果てはキーホルダーなどの記念グッズまでドライブのパートナーとして親しむ機会が増えてきたように思います。群馬県の名産と言えば、こんにゃく、うどんと様々ですが、いつも目にするのは「上毛かるた」でしょう。星野壽市オーナーのアサマノイタズラやエンギダルマなど、競馬ファンにもひそかになじみのあるアレです。でも今回の旅路で初めて見つけたのが、小渕恵三元総理を生んだ中之条町の「中之条かるた」です。調べたところ合併で中之条町が誕生して40周年という節目を記念して、1997年に作られたそうです。「上毛かるた」と同じく歴史や郷土にちなんだもので、「古(いにしえ)に 名馬育てた 市城牧」なんてすてきな文句ですね。

 さて、ではそろそろ本題へいきましょう。まずは国枝厩舎からです。先週デビューを果たした2頭は、残念ながら白星とはなりませんでした。10着に終わった【スティルディマーレ(牡、父ロードカナロア)】は、状態を見ながら、続戦の場合は6月25日の東京・未勝利戦(芝1600M)を使う方向です。コマンドラインの半妹の【エルダーサイン(牝、父ハーツクライ)】は、4角7番手から上がり3ハロン33秒5の脚を使うも、4着に終わりました。国枝調教師は「ルメさん(ルメール騎手)も言っていたけど、もう少し距離があった方がいい」と振り返り、6月8日に放牧に出されて仕切り直しとなります。でも今週こそはと東京・新馬戦(芝1600M)に送り出すのが【ダノンザタイガー(牡、父ハーツクライ)】です。馬については当ブログでもこれまで触れてきましたが、追い切り後の木曜日に指揮官を直撃すると、「いいよね! カイバも食べているし、トータルで雰囲気がいいよね」とトーンは高かったです。POGでも人気を集めているだろう一頭でしょうから、注目度は高まるばかりです。【スカイラー(牝、父サクソンウォリアー)】は、6月19日の東京・新馬戦(芝1600M)に三浦騎手でスタンバイ。国枝師は「馬は前向きで、特にクセはない」と評価しており、私の個人的なドラ1なので頑張ってほしいです。【ロジザキア(牝、父キズナ)】は、6月26日の東京・新馬戦(芝1600M)に戸崎騎手で予定しています。同じ週の6月25日の東京・新馬戦(芝1800M)にMデムーロ騎手で初陣を予定している【シャンドゥレール(牡、父エピファネイア)】は、「男馬のエピファで、馬体の感じは重い気がするけど、調教で動けているからね。力強い感じ。長いところがいいと思うし、サークルオブライフみたいに走ってくれれば」と評価しています。

 【サトノミネルヴァ(牝、父ロードカナロア、母レジネッタ)】は、「気のいいタイプだよ。気持ちが前向きだから、短めかな」と適性を評価。少し脚元が腫れてしまったとのことで、様子を見ながらゲート試験合格を目指していくそうです。そして注目度の高い一頭と言える【シュバルツガイスト(牡、父キタサンブラック、母フリーティングスピリット)】は、6月8日に入厩しています。国枝師は「体のバランスのいい、点数の高い馬」と評価しており、夏の新潟デビューを視野に入れながら進めていくイメージだそうです。【ノットファウンド(牝、父ドゥラメンテ、母ソーメニーウェイズ)】は、6月9日にゲート試験を合格。「おとなしいね。扱いやすいし、ゲートもスムーズに受かった。このまま在厩で、オーナーと相談して、福島あたりを使うかどうか。距離はあっていいと思う」と、見通しを説明。【アップトゥミー(牝、父モーリス、母ムードインディゴ)】は、6月9日にゲート試験を合格。きょうだいには20年の阪神大賞典など重賞3勝を挙げたユーキャンスマイルや、今年の愛知杯を制したルビーカサブランカなどがいる血統です。「モーリスでいいんじゃないかな。マイル以上だと思うし、2000~2400Mで良さそう」と、適性を評価しています。

 次は相沢厩舎です。すでにお伝えしている【マイショウチャン(牡、父ディスクリートキャット)】は、予定通り来週6月18日の東京・新馬戦(芝1400M)へ。それこそ今回の前書きで触れた星野壽市オーナーの愛馬です。相沢調教師は「血統的にはダートだけど、走りは芝向き。気性も問題ない」と、好感触を口にします。【カリビアンジョー(牡、父ルーラーシップ)】は、6月25日の東京・新馬戦(芝1800M)を予定しています。「これもいい感じです。距離は短い感じではないよ」と評価。祖母フラワーパークという血統ですが、父の適性をほどよく受け継いでいる感じでしょうか。そして厩舎ゆかりの血統の【グランツグリーン(牡、父リアルスティール、母ファータグリーン)】は、6月2日に入厩して、6月10日にゲート試験を合格。3代母にご存じオークス馬のウメノファイバーという一族です。「いいと思う。ある程度の距離があっていいし、福島あたりかな」と、イメージと青写真を描いています。6月1日に入厩した【ニシノギドラー(牡、父サトノアラジン、母ニシノアスカ)】も、同じく10日にゲート試験を合格しています。

 本当にダービーが終わると活気づいてきますね。それでは今日のところはこのへんで。

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