【巨人】先発・井上温大は6回2安打無失点 北村拓己の安打でサヨナラ呼び込み2軍は日本ハムに勝利

力投する井上温大(カメラ・相川 和寛)
力投する井上温大(カメラ・相川 和寛)

◆イースタン・リーグ 巨人2X―1日本ハム(10日・ジャイアンツ球場)

巨人の2軍はイースタン・リーグの日本ハム戦に臨み、2―1でサヨナラ勝ちした。

 先発の井上は初回、2つの四球を出しながら、2死一、二塁のピンチを迎えたが、5番・樋口を中飛に打ち取り、ピンチを切り抜けた。

 2回は6番・佐藤を137キロフォークで見逃し三振。7番・清水を147キロ直球で見逃し三振。8番・有薗を143キロ直球で空振り三振。3者連続三振で仕留めた。井上は3つの併殺打や5回を3者凡退に抑えるなど好投し、6回85球を投げ、2安打無失点だった。

 打線は4回、この回の先頭・平間が中越えの二塁打で出塁し、1死三塁とすると、4番・中田が高山の135キロ直球を捉え、中前適時打を放ち、先制点を挙げた。

 7回からマウンドに上がった2番手・戸田は、4番・片岡を133キロフォーク、高浜を132キロカットボールで、佐藤を130キロフォークで3者連続空振り三振。8回は、自身の悪送球などで走者を背負ったが、無失点に抑えた。

 しかし9回に3番手・沼田が遊撃手・広岡の失策などで2死三塁から5番・高浜に左越えの適時二塁打を放たれ、同点に追いつかれた。

 土壇場で打線が粘りを見せた。同点の9回裏。平間が四球、松原が犠打、石川が申告敬遠を選び、1死一、二塁。代打・北村は井口の打球を左前に運ぶと、左翼手が後逸。走者が生還し、サヨナラ勝ちを決めた。

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