Ｃ大阪を退団した乾貴士がインスタで胸中つづる「これだけは言っておきたかった」

　９日付でＣ大阪を退団した元日本代表ＭＦ乾貴士が１０日、自身のインスタグラムを更新。発表から一夜明けての胸の内をつづった。

　乾はインスタで「これだけは言っておきたかったので投稿します。セレッソでプレーするのが嫌とか、セレッソへの想いはそんなもんやったのかと言われていますが、それは違います。自分のなかではセレッソでまだまだプレーしたかったし、タイトルを取りたかったです。でも監督や森島さんと何度か話し合って、それができないという決断をするまで、ほんまに苦渋の決断でした。ほんまにセレッソが大好きやったし、このチームでやりたかった。これが自分の気持ちです。（中略）セレッソのためにやってきて、セレッソを強くしたかった気持ちは全くうそじゃないです」などとコメント。試合後、ゴール裏のサポーター席をバックに撮影された集合写真も投稿した。

　この日、Ｃ大阪は１１日のルヴァン杯プレーオフステージ第２戦・湘南戦（レモンＳ）に向け調整した。オンライン取材に応じた小菊昭雄監督は「選手たちの頑張りで（第１戦を）ホームで勝つことができた。状況を把握しながらも勝ちにいく」と気合。乾の退団に関しては「公式戦で５連勝できていることは、日々のトレーニングを素晴らしい雰囲気で積み重ねできているから。引き続き、日常を大切にするという我々のモットーを大事にしながらチーム力、個の力を上げていく。これに尽きると思います」と話した。