大谷翔平、二刀流の理解者マドン監督解任で来オフFAに影響も…かねて移籍に含み、今後の方針や起用法次第か

大谷翔平(ロイター)
大谷翔平(ロイター)

 エンゼルスは7日(日本時間8日)、成績不振のためジョー・マドン監督(68)を解任し、フィル・ネビン・コーチ(51)が監督代行に就任すると発表した。新体制で臨んだ同日のレッドソックス戦に「2番・DH」でフル出場した大谷翔平投手(27)は、4打数1安打でチームは延長10回の末、5―6で敗戦。同一シーズンでの球団ワースト記録を更新する13連敗を喫した。

 大谷はこの日と同様、二刀流の実現に最大限の理解を示してくれていたマドン監督への感謝の気持ちを何度も口にしてきた。それだけに、会話を頻繁に重ねてキャンプから投打独自の調整方法を容認し、試合出場の希望なども聞いてくれたよき理解者の解任は、順調ならば来季終了後にFAとなる大谷の去就に影響を及ぼすのは必至だろう。

 二刀流の起用方法もマドン監督時代と全く同じにはならない可能性がある。ミナシアンGMは会見で、大谷の起用法について「何も変わらない」とマドン監督の采配を踏襲する考えを示した。だが今後、DHや先発投手としてネビン監督代行が思い描くような成績を挙げられなくなった場合は、登板日前後の休養や投打同時出場の減少など起用法がマイナーチェンジされる可能性はある。

 大谷は昨季終盤、ポストシーズン(PS)進出の可能性が消えた際、将来のエ軍残留希望を認めつつ「(勝てないストレスは)ありますね。もっともっと楽しいというか、ヒリヒリするような9月を過ごしたい」と危機感を募らせ、FA時の他球団移籍にも含みを持たせた。

 恩師が球団を去って二刀流を取り巻く雰囲気が変わり、さらにチームが8年連続でPS進出を逃すとなれば「エンゼルスも好きだし、長くやりたい」という愛着は弱まるかもしれない。FAをにらみ、チームやネビン監督代行の今後の方針や起用法によって、大谷の結論も変わってきそうだ。

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