【大学選手権】名城大が完封8強 昨年は15四死球17失点大敗「忘れちゃいけない」

スポーツ報知
5回を投げ無失点と好投した名城大の先発、岩井俊介(カメラ・泉 貫太)

◆報知新聞社後援 第71回全日本大学野球選手権大会第3日 ▽2回戦 名城大1―0近大工学部(8日・東京ドーム)

 名城大が1―0完封勝利で8強進出を決めた。

 先発の岩井俊介(3年)が5回4安打無四球無失点の好投。2番手の真田拓(4年)も4回1安打1死球無失点で試合を締めた。前日7日の初戦、天理大戦で118球1失点完投勝利した大学日本代表候補・松本凌人(3年)を使わず2投手で完封した。

 安江均監督(62)は「松本を出さずに2人で投げきってくれた。昨年、大敗した時は四死球が15個。これは忘れちゃいけないといつも口にしてきた。今日は1個ですか。完封もうれしいですが、四死球が少なかったことが良かった」と投手陣をたたえた。

 名城大は昨年の同大会準々決勝、福井工大戦(神宮)で15四死球17失点で大敗して4強入りを逃した。松本、岩井、真田はいずれもその試合で登板していた。当時の悔しさを胸に、1年後の同じ全国の舞台で投手陣が成長した姿を見せた。

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