日本代表FW前田大然が8日、ブラジル戦(6日・国立)を「ボールに関わらせてくれなかったことが一番。スピードの部分を生かす、その前でシャットアウトされた。試合もすごく早く終わった感覚」と振り返った。後半22分からFW古橋に代わって出場したが、チャンスにほとんど絡むことができなかったことを悔やんだ。
後半44分には、自慢の快足でブラジル代表GKアリソンにプレッシャーをかけ、クリアを選択させてパスをつながせなかった。しかしその場面も「足に当ててゴールに入るというのを想像していたので。それができなかったのはあっち(アリソン)のうまさですし、そういった意味でも上なのかな、とあの一つのプレーでも感じました」。GKまでプレッシャーをかけて奪い取るのは、Jリーグ時代から前田の得意なプレーの一つ。それを寸前で回避したアリソンの判断力に、レベルの差をかぎ取っていた。