日本トライアスロン連合は7日、理事会で2022年度の新理事候補5人を決定。今年の箱根駅伝を制した青学大陸上部の原晋監督らを承認した。
新理事候補は他に東京パラリンピックに出場した谷真海、土田和歌子の両選手や、東京五輪・パラリンピック組織委員会でスポークスパーソンを務めた高谷正哲氏、東京大会でトライアスロンの五輪対策チームリーダーを務めた中山俊行氏が名を連ねた。任期は1年で21日の総会で正式決定する。
日本連合は、理事増員にあたり「パラリンピック競技での経験者、国際部門のスペシャリスト、競技間トランスファーや大学生や次世代からの競技へのチャレンジ環境の整備、地域との融合などを補うため」と説明。教え子でトライアスロンに転向した選手もいることに加え、学生長距離で実績を残し続ける原監督は、その手腕を生かして“改革”を担うことになる。