竹内洋輔強化部長「強化方針変わる部分出てくる」 フィギュア年齢制限17歳に引き上げ

 国際スケート連盟(ISU)は7日、タイで行われている総会で、フィギュアスケートの年齢制限を段階的に17歳に引き上げることを可決した。投票の結果は賛成が100、反対が16。3分の2を満たした。

 これまではシーズンに入る7月1日までに15歳に達することが条件だった。来季の22~23年シーズンは15歳とし、23~24年は16歳、24~25年は17歳に引き上げる。

 日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長が取材に応じ「選手の発育発達、障害を予防する観点から日本は賛同した。ジュニア期の年数が増えるため、強化方針は若干変わる部分が出てくる。シニアに向けたアプローチも変わってくる」と語った。

 低年齢の選手に対する心身の負担が大きな理由。ISU選手委員会が加盟国・地域を対象に20年12月と21年1月に実施した調査では、86・2%が引き上げに賛成していた。この日の会議でも、各国から「選手の健康を守ることが最優先されるべき」「特に女子の選手寿命が短すぎる」などの声があがった。

 北京五輪で15歳だった女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)にドーピング問題が発覚。世界反ドーピング機関(WADA)の規定で16歳未満の「要保護者」に該当し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が出場継続を認めた判断が物議を醸した。

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