【ヤクルト】圧倒的な週末勝率 疲労回復第一の巧みなマネジメントで交流戦首位…担当記者が「見た」

今週も日曜に勝利し、ハイタッチで喜ぶ村上(55)らヤクルト・ナイン(カメラ・佐々木 清勝)
今週も日曜に勝利し、ハイタッチで喜ぶ村上(55)らヤクルト・ナイン(カメラ・佐々木 清勝)
今季ヤクルトの曜日別成績
今季ヤクルトの曜日別成績
12球団の日曜日勝敗
12球団の日曜日勝敗

◆日本生命セ・パ交流戦2022 ヤクルト5―3西武(5日・神宮)

 交流戦&リーグ首位を走るヤクルトが、西武戦で今季3度目の同一カード3連戦3連勝。連勝を4に伸ばした。3連戦3連勝はいずれも「金土日」の週末3連戦で、日曜日の勝率は12球団トップの7割5分を誇る。6連戦の後半でも勝ちをつかめるツバメ軍団の強さの秘密とは…ヤクルト担当・森下知玲記者が「見た」。

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 いつもより静かな神宮に思わず時計を見た。午前10時前、快音が響いてるはずのグラウンドは選手がまばらで、ストレッチや軽めのダッシュなど、普段よりゆっくり時間が流れていた。

 6連戦最終戦のこの日の試合前練習は首脳陣の話し合いのもと、「フリー」となった。野手、リリーフ陣の疲労を考慮しての判断だった。フレッシュな状態で臨んだ西武戦は8安打5得点、救援の3人は無失点。「朝も早いし、ミーティングもある。自分(の判断)で体を動かして」と高津監督は説明した。

 指揮官は開幕前から「全員が大きなけがをせずにシーズンを戦い抜くことが大切」と繰り返しており、選手のコンディション維持には人一倍、気を配る。週末は金曜のナイターから土曜のデーゲーム―というスケジュールも多いだけに、疲労回復も不十分なまま試合を迎えることもある。そのため、思い切ってデーゲームが2日続いたこの日の試合前の時間を若手、ベテラン問わず“充電”に充てた。5月27日の楽天戦(楽天生命)では山田でさえスタメンから外し、休養を与えた。中継ぎも3連投を限度にすることで、リリーフ陣を機能させている。

 日曜の勝率は7割5分で、土曜日も8割1分8厘。巧みなマネジメントの効果もあって、週末の強さは圧倒的だ。2位・巨人とのゲーム差も、ここに起因している。

 「誰かが打てなくてもカバーできている」と主砲・村上が感じるチーム力。下位からも得点できる打線が武器だ。この日も同点の6回、8番・長岡がV打。疲労回復第一の考えが、ツバメ軍団のパフォーマンスの高さを引き出している。(ヤクルト担当・森下 知玲)

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今週も日曜に勝利し、ハイタッチで喜ぶ村上(55)らヤクルト・ナイン(カメラ・佐々木 清勝)
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