履正社のプロ注目の1番バッター・光弘帆高(みつひろ・ほたか)遊撃手(3年)が履正社茨木グラウンドで行われた練習試合で2本塁打を放つなど躍動した。
1試合目の関西創価戦では6回の左中間三塁打を放ち、2四球3盗塁。「ポイントを近く、強く振ることを意識した。ベースランニングにも自信があります」。守備でも軽快な動きを見せた。
京都国際との2試合目では初回、先頭で右越えソロ。防球ネットを越える場外弾を放った。4回にも1死から右越えソロを放った。
今春の大阪大会では決勝で大阪桐蔭に2―3で惜敗した。ただし光弘は3回に右翼線へ先制三塁打を放つなど活躍。「負けたのは悔しいが、自分たちがやってきたことが出せて手応えもあった」と自信を得ていた。
履正社の甲子園は2019年夏が最後(2020年春は出場を決めていたが新型コロナウイルス感染拡大で中止、出場回数にはカウント)。3年ぶりの甲子園へ、リードオフマンの活躍は欠かせない。