【オリックス】山本由伸 7回2失点リーグ単独トップ6勝 決勝打のT―岡田に告白「好きになりました!」

スポーツ報知
力投する先発の山本由伸(カメラ・石田 順平)

◆日本生命セパ交流戦2022 広島2―3オリックス(4日・マツダスタジアム)

 山本が向かう先は決まっていた。「好きになりました!」。今季初の4連勝を祝うハイタッチ。敗戦投手の危機から一転、リーグ単独トップの6勝目を贈ってくれたT―岡田に“告白”した。「今まで好きじゃなかったんか?」と決勝打のヒーローにかまされ、満面に笑みを浮かべた。

 「いい入りができたし、強い球も多かった」と初回1死から菊池涼、中村奨、マクブルームと3者連続三振スタート。「全体的には良かった方だと思う」と気持ちよくゼロを並べた。しかし、7回1死一塁で坂倉に同点三塁打。広島戦は17イニング目で初失点を喫し、さらに遊撃・野口の適時失策で勝ち越しを許した。

 7回2失点で降板後もベンチで声をからした。「打ってくれるだろうと信じていました」。8回の同点は吉田正の一ゴロ併殺崩れによるもの。左太もも裏痛から復帰2試合目の主砲が全力疾走した。最後に決めてくれたのがチーム野手最年長の34歳。ピンチでは一塁からマウンドへ歩み寄り、力強く「辛抱や」と支えてくれた「Tさん」だった。

 5回の投球時につった右ふくらはぎも軽症で済んだ。打撃は2打数無安打。昨夏の東京五輪で親交を深め、楽しみにしていた森下との投げ合いにも勝った。「森下さんはストレート回転のチェンジアップ」と、1学年上の先輩に教わった特殊球の習得はまだだが、チームは18年から広島に11連勝。勝率5割復帰に王手だ。交流戦は2カード連続で勝ち越しを決め、6勝5敗で白星先行。昨季覇者の不気味な足音が聞こえてきた。(長田 亨)

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