【東京５Ｒ・２歳新馬】東京の一番星はノッキングポイント　ルメール騎手「能力はありそう」

　６月４日の東京５Ｒ・２歳新馬（芝１６００メートル、１３頭立て）は１番人気に推されたノッキングポイント（牡２歳、美浦・木村哲也厩舎、父モーリス）が、３馬身差の圧勝で東京の一番星に輝いた。勝ち時計は１分３５秒３（良）。

　スタートをポンと出たが、無理せず外めの５番手を追走した。スムーズに追走し、抜群の手ごたえで直線に向き半ばまでは持ったまま。残り２００メートル手前で満を持して追い出されると、ギアを一気に上げ上がり３ハロン３３秒２の切れ味であっという間に抜け出し、後続に３馬身差をつけた。クリストフ・ルメール騎手は「真面目でした。１６００メートルはちょうどいい。いいスタートをして、我慢をして、その後はだんんだんペースをアップしてゴールまで伸びてくれた。いい勉強になった。能力はありそう」と高い評価を与えていた。

　管理する木村調教師は「いいフットワークをする。根を詰めて調整してきたのでいったん放牧に出します。秋に向けてひと回り大きくなるように育てていきたい」とすでに先を見据えた。