森マリア、水谷豊監督作品で生演奏映画デビュー…バイオリン歴10年、毎日7時間猛特訓でけんしょう炎に

バイオリンを手にする森マリア(カメラ・中島 傑)
バイオリンを手にする森マリア(カメラ・中島 傑)
バイオリンを演奏するポーズをとる森マリア(カメラ・中島 傑)
バイオリンを演奏するポーズをとる森マリア(カメラ・中島 傑)

 俳優・水谷豊(69)の監督作「太陽とボレロ」(3日公開)で、女優・森マリア(22)が映画デビューする。主人公の花村理子(檀れい)が主宰する地方都市のアマチュア交響楽団の人間模様を描く物語。初めての映画ながら、主要キャストのバイオリン奏者・宮園あかり役に抜てきされた森がスポーツ報知の取材に応じ、「喜びよりも驚きで頭がいっぱいでしたが、念願がかないました」と笑顔をはじけさせた。

 本作は、水谷監督の強いこだわりにより、田中要次(58)、町田啓太(31)ら楽団員のキャスト全員が吹き替えなしの生演奏に挑んでいる。監督からバイオリン歴10年の腕前などを見込まれた森は、合奏団に所属した経験もあるが「この5年間は全く弾いていなかった。プロのように美しくみせるため、自分の癖やフォームも直しました」と腱鞘(けんしょう)炎になりながら、毎日7時間の猛特訓に励んだ。

 フリーペーパー「神戸美少女図鑑」に掲載された写真が、山本美月(30)、山本舞香(24)らが所属する芸能事務所「インセント」関係者の目に留まり、17年に芸能界入り。米国ドラマの名作をリメイクした20~21年のテレビ朝日系ドラマ「24 JAPAN」で仲間由紀恵(42)の娘役を演じ、「この美少女は誰」とネットで話題を呼ぶなど脚光を浴びた。

 今作では生演奏に加え、楽団の解散に心を大きく揺さぶられる役柄に、撮影は葛藤の連続。「水谷監督が『ありのままで、ただ自由に楽しんで。それが一番だから』と何度も声をかけてくださった。この作品には、お芝居を楽しむ気持ちを教えてもらいました」と、みずみずしい演技と伸びのある演奏で存在感を放った。

 目標とする役者像は、映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」を観賞し感銘を受けたというトム・ハンクス(65)。「コメディーもシリアスも、どんな芝居でも見てくださる方々に勇気を届けられるような女優になりたい」と大きな瞳を輝かせた。(奥津 友希乃)

 ◆森 マリア(もり・まりあ)2000年3月16日、神戸市生まれ。22歳。「神戸美少女図鑑」掲載をきっかけに芸能界入り。18年、日テレ系「Jr.選抜!標への道」で女優デビュー。19年、フジ系「ヤヌスの鏡」で連ドラ初出演。TOKYO MX「ぐるり東京 江戸散歩」にレギュラー出演中。身長163センチ。趣味は、アニメ観賞、漫画を読むこと。

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