早大・花田勝彦新監督「箱根から世界へ」 駅伝チーム復活へ「指導者の理想像は瀬古利彦さん」

早大駅伝チームを率いることになった花田勝彦新監督(右)は相楽豊前監督から伝統のタスキを受け取った
早大駅伝チームを率いることになった花田勝彦新監督(右)は相楽豊前監督から伝統のタスキを受け取った

 今年の箱根駅伝で13位に終わり、3年ぶりにシード権(10位以内)を逃した早大は2日、東京・新宿区の早大大隈会館で花田勝彦新監督(50)の就任会見を行った。新指揮官は「箱根から世界へ」をテーマに名門復活へ意欲を示した。

 早大時代に箱根駅伝で優勝し、卒業後には五輪ランナーとなった花田監督には明確なW復活プランがあった。「指導者の理想像は瀬古利彦さんです」と早大時代、エスビー食品時代を通じて指導を受けた恩師の名前を挙げた上で「瀬古さんは箱根駅伝だけではなく、常に世界を意識した指導をしていた。日本を代表する選手になる。それが早稲田の使命です」と明言した。

 早大は箱根駅伝で優勝13回、出場91回。いずれも中大(優勝14回、出場95回)に次いで歴代2位を誇るものの今季は予選会からの参戦となる。しかし、目標はあくまで高い。「学生3大駅伝の優勝は当然、目指さなければいけない。その上で個人をしっかり育てていきます」と抱負を明かした。

 箱根駅伝は1920年に「世界で通用する選手を育成する」という理念を掲げて始まった。花田監督はその理念に沿って早大を復活へ導く覚悟だ。(竹内 達朗)

 ◆早大競走部 1914年創部。20年の第1回箱根駅伝に出場した4校のうちの1校で東京高等師範学校(現筑波大)、明大、慶大とともに「オリジナル4」と呼ばれる。箱根駅伝は優勝13回。出雲駅伝は優勝2回、全日本大学駅伝は優勝5回。2010年度には学生駅伝3冠。タスキの色は臙脂(えんじ)。主な競走部OBはマラソン15戦10勝の瀬古利彦氏、東京五輪男子マラソン6位の大迫傑ら。

 ◆花田 勝彦(はなだ・かつひこ)1971年6月12日、京都市生まれ。50歳。90年に滋賀・彦根東から早大に入学。箱根駅伝は1年3区6位、2年3区3位、3年4区区間賞で優勝、4年2区3位。94年に卒業し、エスビー食品に入社。96年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪のトラック長距離代表。04年に引退し、上武大監督に就任。16年から今年3月までGMOインターネットグループ監督。

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