板垣李光人、ＮＦＴアート作品販売　イラストの腕生かす、９日から５作品発行

　俳優の板垣李光人（りひと）が、世界最大級のＮＦＴ（非代替性トークン）マーケットプレイス「ＯｐｅｎＳｅａ」（オープンシー）からデジタルアート作品を販売すると２日、発表した。

　板垣はＳＮＳなどで度々イラストを披露しており、「色合いが鮮やかで繊細」「神秘的」「コントラストがきれい」といった声が多数寄せられていた。自身のファンクラブサイトのアートディレクションも担当するほど。

　今回出品される５作品はＯｐｅｎＳｅａで発行され、９日午後７時から１６日午後６時５９分までオークション形式でリリース予定。収益の一部を、日本赤十字社に寄付するという。

　板垣は「細々とイラストを描いて参りましたが、この度、正式にＮＦＴアートとして販売することになりました。匿名かつ不明瞭なデジタルの海の中、確かに所在するという安寧は、創作者にとっても、皆さまにとっても心地のよいものであろうと思います」とコメント。「愛を込めた、ただ１つの作品をあなたの手元へお収めいただき、その愛がまた誰かの元へ廻（まわ）ることを願います」と思いを語った。