水道橋博士、参院選当選したら「反松井一郎法」作る…名誉棄損訴訟被告で出廷

大阪市役所前で松井一郎市長への対抗心を見せた水道橋博士
大阪市役所前で松井一郎市長への対抗心を見せた水道橋博士

 日本維新の会代表の松井一郎大阪市長(58)がSNSで名誉を毀損されたとして、タレントの水道橋博士(59)に対して550万円の損害賠償を請求した民事訴訟の第1回口頭弁論が30日、大阪地裁で開かれ、被告の博士が出廷した。

 博士は「反維新タイガース」とダジャレに怒気を込めた虎の顔のマスクを着けて被告席へ。この日は進行調整のみで8分で終わったが、博士は手を挙げて「松井一郎さんはいらっしゃっていないのですか。マスクをしているので(顔が)分からない」と本人不在の原告席にイヤミをぶつけた。博士が出廷するのは1996年の変装免許証事件(罰金刑)以来2度目といい「漫才より楽」と笑った。

 訴状によると、YouTubeで「維新の闇 経歴ヤバすぎ」との動画を見た博士が今年2月にツイッターで紹介。その投稿には「強姦疑惑…」などの文字と松井氏の写真を配した動画のサムネイルが添付された。原告側は「事実であるような印象を受ける」と主張。投稿がリツイートで拡散されたことも問題視している。

 博士は閉廷後の会見で「訴えられる経験がないので恐怖感を感じた。僕が動画を作ったわけではない」と不満顔。裁判はウェブ会議で進行し、原則非公開となるが、博士は「裁判を劇場化する。相手が謝るまでやめない」とケンカ上等の姿勢で、SNSや動画などで報告していくという。代理人を務める弁護士の米山隆一衆院議員(54)は「ツイートで『松井氏が強姦をした』と100人中99人は誤解しない。名誉毀損になると思わない」と反論した。

 博士は6月公示の参院選で、れいわ新選組から比例代表で出馬する。当選した場合、批判相手を威圧する目的で起こす「スラップ裁判」を禁ずる法案を作りたいという。「権力者の私人に対する口封じ、イジメをなくす。『反松井一郎法』の名でもいい。議員になったら松井市長と公開討論をしたい」。大阪での選挙演説も予定。会見後には大阪市役所を訪れ、静かに闘志を燃やした。

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