中日・小笠原慎之介投手が30日、バンテリンドームで行われた投手練習に参加し、31日の楽天戦(同)に向けて最終調整した。同カードに登板予定の上田、松葉らとともに、キャッチボールやダッシュ、フリー打撃などを行った。
楽天の先発は田中将。偶然にも“甲子園優勝投手”対決が実現する。15年夏の優勝投手は、「向こうはスーパースター。雲の上の存在なので…。そういうご縁なのかなとは思いますけど、だからといって特別意識しているわけじゃない。自分のピッチングをがむしゃらにするだけ」と静かに闘志を燃やした。日本を代表する投手との投げ合いを制すれば、チームが勢いづくことは間違いない。
6月1日の同カードに先発が予想される高卒2年目の上田は、バンテリンのマウンドで46球の投球練習も行い「前回立ち上がりが良くなかった。どんどんストライク取って勝負していきたい」。2日に先発が予想される松葉は「自分の持ち味を出せるように、初回から全力でいきたい」と意気を示した。