J2大宮、原博実本部長が会見 相馬新監督に「守備を構築できる」「プレーオフ圏内はあきらめてない」

記者会見したJ2大宮の相馬直樹新監督
記者会見したJ2大宮の相馬直樹新監督

 J2大宮の原博実フットボール本部長は30日、さいたま市内のクラブハウスで記者会見し、新たに招へいした相馬直樹監督について説明した。

 昨年6月に岩瀬健前監督の後任として就任した霜田監督は今季、開幕から9戦勝ちなし(3分け6敗)で一時最下位に。一度は4戦負けなしと復調の兆しを見せたが、今月18日に岩手との下位対決で敗れるなどホームで2連敗。25日に琉球戦で勝利したが、4勝5分け9敗で20位と低迷した。

 クラブは26日、前鹿島監督の相馬氏の就任を発表。昨年に続き、2年連続となるシーズン途中の監督交代となった。相馬氏は28日の東京V戦から指揮を執り、1―1で引き分けた。

 原氏の会見の要旨は以下の通り。

 「僕は4月12日に3分け6敗の成績の時にフットボール本部長という立場で来た。そこで監督問題が起きてもおかしくない状態だった。そこから琉球戦を含めて4勝2分け3敗と改善した。ではなぜ監督を代えたのか。球際の激しさ、守備の強固さ・アグレッシブさは少しずつ改善してるけど、もっとスピードを上げてほしい。特に岩手戦は残念な試合になった。このチームは少し良くなるとすぐ戻ってしまう。それを変えるため、新しい監督、アグレッシブで守備をしっかり構築できる監督を呼ばないといけないと判断した。霜田監督、コーチ、フロントスタッフ、全てが甘い。みんな変えるわけにはいかないので、まずは監督に代わってもらった。霜田監督には感謝している」

―相馬監督の決め手は

「意外とやりたい人は多い。だけど、このクラブの現状に合ってる人、このクラブを変えていく人。相馬監督は町田でJFLからJ3、J2。去年は鹿島でコーチから監督になって4位。川崎ではうまくいかなかったけど、いろんな経験がある。あとは彼の守備へのこだわり。こないだも1日しか練習してないけど、明らかに強度やファーストDFの追い方や全体の距離が変わった。この時期でやれるのは彼ではないかと考えた」

―チームの目標は

「このオファーを出す時、(目標は)優勝だよと出せない。まずは残留争いのこのポジションを上げてほしい。18節が終わって1位・仙台が勝ち点36、単純計算で1試合で2を稼いでる。(就任の時点で)残り24節あるので、僕らも2を稼げば48にいく。それまでの勝ち点17に48を足せば65になる。そこいって6位に入れなかったらしょうがない。(J1昇格)プレーオフ圏内はまだまだあきらめてない」

―26日に選手へ伝えた時の反応は

「監督を変えてもっとアグレッシブに競争することが必要だったと話をして、霜田監督のためにもやろうと言った。そこに霜田監督もいた。霜田監督もプロフェッショナルで、(琉球戦後の)夜に伝えた後、すぐに荷物もなくなってた。選手たちは驚いたか、またかと思ったか分からない。下を向いてる暇はない、一緒にやっていこうと言った」

―原さんの熱意は届くか

「これで届かなかったら、もう終わりです。今まで全部人のせいにしてきたけど、、練習を見てるとそんなこと言ってられないなという練習をやってる。間違いなく変わってきてる。目の色が変わり出してるけど、結果で応えていくしかない」

―チームの変化

「前は攻撃を考えすぎてて守備のベースがなかった。東京V戦はファーストDFの迫力、寄せが違う。選手の距離が近くなった。練習を見てると強度、激しさ、運動量、切り替えや連続性は変わってきた」

―相馬監督の契約は今年いっぱいか

「そうですね」

―今後、コーチ・スタッフの変更は

「こういうチーム状況で、コーチを連れてくることはできないと(相馬氏に)言った。全員残ります。コーチたちも成長させてほしい。まずはこのスタッフとやってほしいと伝えて、その上で合意して来てくれた」

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