G2「川口記念」優勝戦が29日、川口オートレース場の第12R、8周回(4100メートル=良走路)を10メートルオープン戦で争われた。5枠から2番手スタートを決めた黒川京介(23)=川口=が、5周回3コーナーで、逃げ粘る人見剛志をパスして先頭へ。最後は3連覇をかけて追い上げてきた青山周平の猛追を振り切って1着ゴールを決めて、19年山陽スピード王決定戦(G1)に続く、自身2度目のグレードタイトルを獲得した。
黒川京介「エンジンもタイヤもスタートもばっちりでした! 試走で一番時計(3秒29)を出すことができたので、マシンを信じてスタートラインにつきました。必死すぎて青山さんの3連覇を阻止するとかは考えることができませんでした(苦笑い)。地元の記念レースを勝つことが目標でしたし、価値があることだと思うので本当にうれしいです」