【高校野球】智弁和歌山が大阪桐蔭の30連勝を阻止 初回3得点、4投手継投で逃げ切って16年ぶりV

スポーツ報知
智弁和歌山・山口滉起が初回先頭打者アーチ(カメラ・谷口 健二)

◆春季近畿大会 ▽決勝 智弁和歌山3―2大阪桐蔭(29日・和歌山市紀三井寺)

 昨夏の甲子園王者・智弁和歌山が今春センバツ王者・大阪桐蔭を破り、16年ぶり3度目の春の近畿王者に輝いた。

 智弁和歌山は山口滉起左翼手(3年)の初回先頭打者弾で先制。さらに2死から連打と四球で満塁とすると、敵失から2点を加えた。

 エース格左腕・前田悠伍(2年)がいきなり捉えられた大阪桐蔭だが、すぐさま1点を返す。初回1死二塁から今秋ドラフト候補の松尾汐恩捕手(3年)が中越えに適時二塁打。さらに1―3の3回、1死から谷口勇人右翼手(3年)の中前安打、続く松尾の右翼への二塁打で二、三塁とすると、4番・丸山一喜一塁手(3年)の一ゴロ間に三塁走者がホームに生還し、1点差に迫った。

 しかし、智弁和歌山は継投で反撃を阻んだ。4回は右腕・西野宙(そら、3年)、5回は左腕・橘本直汰(3年)が無失点。6回からは昨夏の甲子園Vメンバーでもあるプロ注目の最速148キロ右腕・武元一輝がマウンドに上がった。武元は140キロ台の直球を中心に大阪桐蔭打線に真っ向勝負を挑み、4イニングを単打3本に抑えた。打線は2回以降、前田に無得点に抑えられたが、4投手の継投で逃げ切った。

 大阪桐蔭は昨秋の大阪大会から前日の近畿大会準決勝まで公式戦無傷の29連勝。昨秋の大阪大会、同近畿大会、明治神宮大会、今春センバツ、同大阪大会の5冠を達成していた。その“無敵軍団”を、甲子園に春夏通算39度出場、優勝4度の智弁和歌山が止めた。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×