坂田正彰氏、リーグワン初代王者のカギは「前半20分間のボール支配率」29日・東京SGvs埼玉が決勝戦

スポーツ報知
坂田正彰氏

 ラグビー・リーグワンのプレーオフ決勝は29日、東京・国立競技場で開催。前身のトップリーグで最後の王座を争った東京SG(リーグ1位)と埼玉(同2位)が、初代王者の座を争う。スポーツ報知で評論を担当する元日本代表フッカー坂田正彰氏(49)が、試合の展望を語った。28日の3位決定戦ではリーグ3位の東京ベイが同4位のBL東京に23―15で勝ち、3位で今季を締めくくった。

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 攻めの東京SG対守りの埼玉というイメージが強いが、互いに決勝の経験もあり、ベースの能力はどちらも高い。攻撃の時間帯をのばしたいのは同じ。セットプレー、ブレイクダウン(ボール争奪戦)でFWが激しく戦うのは大前提となる。相手の出方を見ながら運ぶであろう前半20分の間に、どちらがボール支配率を高くして得点できるか。自分たちのスタイルに相手を巻き込むような戦い方ができるかが、勝敗を左右する。

 東京SGは今季、かなりメンバーを入れ替え、多くの選手が起用されてきた。前回の対戦(2月26日、17●34)はボールを持たされている印象で、攻めていても防御を崩せなかった。仕掛けている間にミスが出て得点につながらなかった。注目されるFBのD・マッケンジーだけでなく、CTB、WTBが機能し、継続して穴を見つけられれば、流れをつかむことができる。

 一方の埼玉は、ある程度メンバーを固定しているうえ、リザーブの選手層が厚い。時間の使い方、試合のコントロール、エリアマネジメントがうまい。リードして残り20分を迎える展開だと有利に立てそうだ。SO山沢はキックを絡めるのがうまい。オーソドックスな防御の裏を突いて蹴るなど異なる展開をする可能性もある。
(元日本代表フッカー)

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