【高校野球】大阪桐蔭、全員気合の五厘刈りで近江に快勝!3季連続近畿王者に王手

スポーツ報知
校歌を歌う大阪桐蔭ナイン(カメラ・谷口 健二)

◆春季近畿大会 ▽準決勝 近江2―11大阪桐蔭(28日・和歌山市紀三井寺)

 準決勝2試合が行われ、今春センバツ王者の大阪桐蔭と、昨夏甲子園王者の智弁和歌山が29日の決勝に進んだ。大阪桐蔭はセンバツ決勝以来の再戦となった近江(滋賀)に16安打11得点で圧勝。現チームの公式戦連勝を29に伸ばし、3季連続の近畿王者に王手をかけた。智弁和歌山は報徳学園(兵庫)との名門校対決を僅差で制した。

 大阪桐蔭が終盤に底力を見せた。2―2の8回1死三塁、4番・丸山一喜(いっき)一塁手は、近江の2番手・星野世那(ともに3年)の5球目を強振した。「みんなが回してくれたチャンスで(走者を)かえすのが仕事」とセンバツで大会記録タイ8打席連続安打を放った強打者が、逆方向の左中間へ勝ち越し2ラン。勢いに乗り、9回には大量7得点。今春の聖地決勝以来の近江との再戦に、紀三井寺球場の最大収容人数2600もの観衆が詰めかけるなか、終わってみれば16安打11得点で大勝した。

 センバツ決勝では初回から小刻みに得点を重ねて18―1で圧勝したが、この日は近江のエース・山田陽翔(3年)に苦戦した。右腕が負傷で降板した5回1死一、二塁の時点では1―2。2番手以降の相手投手をしっかりと捉えたが、丸山も「山田君からもう少し点を取りたかった、というのはあります」と反省した。

 気持ちで上回った。前日までにベンチ入りメンバー全員が五厘刈り。「気合を入れていこう」と星子天真主将(3年)らを中心に一丸となり、闘争心を高めていた。雪辱に燃える近江を返り討ち。現チームの公式戦連勝も29に伸ばした。

 連戦となる29日の決勝では、昨夏甲子園王者・智弁和歌山と激突する。「毎年、いいチームをつくってこられる。夏に向けてまた勉強させていただきたい」と西谷浩一監督(52)は謙虚。丸山は「相手は『絶対倒してやる!』という気持ちで向かってくると思う。それを跳ねのけられるように自分たちのやってきたことを出したい」ときっぱり。3季連続となる近畿の王座を取りにいく。(南 樹広)

 ◆大阪桐蔭―智弁和歌山の前回対戦VTR 昨春の近畿大会準決勝(5月29日・皇子山)で対戦。大阪桐蔭が2―2の9回、主将・池田陵真(現オリックス)のサヨナラ二塁打で勝利し、決勝で智弁学園(奈良)を破り優勝した。甲子園での対戦は17年夏2回戦、18年春決勝の2度あり、ともに大阪桐蔭が勝利。

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