【高校野球】山村学園初の決勝進出ならずも 1年生左腕・西川が希望つなぐ

スポーツ報知
 

◆春季関東大会▽準決勝 関東第一9―2山村学園 =7回コールド(28日・宇都宮清原球場)

 山村学園の快進撃が止まった。初回に4番・酒井大輝中堅手(3年)の中前適時打で先制したものの、エース右腕・山田翼(3年)ら3投手が計13安打と打ち込まれ、7回コールド負け。3年前と同じ準決勝の壁にはね返された。それでも岡野泰崇監督(45)は「我々としては上出来。収穫は大きい」と悲観はしていない。

 夏に向けての好材料は、3番手で登板した1年生左腕・西川歩だ。3回途中からマウンドに上がり、いきなり2死球を与えたが、三振、遊ゴロでピンチ脱出。7回に甘い球を連打されてコールド負けとなったが、強打者が並ぶ関東第一を相手に強気の内角攻めを交えて3回1/3、3安打1失点と度胸満点の投球を見せた。

 ボールがバラついて変化球の精度が乱れると、「真ん中へ投げろ!」と自身に何度も言い聞かせた。ベンチからの「楽しめ!」「笑ってやれ!」の声にも反応し、雰囲気にのみ込まれることなく自分のペースで攻めた。

 川越第一中の野球部出身。「地元から甲子園」を夢見て山村学園に進学した。まだ硬式球を握って1か月とわずかだが、最速は137キロ、変化球もカーブ、スライダー、スプリットを操る。「いい経験ができた。下半身をしっかりつくって、球速ももっと上げていきたい」。初の決勝進出はならなかったが、背番号18の頼もしい新戦力が夏への希望をつないだ。

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