かなだい現役続行発表 高橋大輔「3シーズン目、どんどんレベルアップしていきたい」村元哉中「ワクワク」

スポーツ報知
村元哉中、高橋大輔組

 フィギュアスケートのアイスダンスで、22年四大陸選手権銀メダルの村元哉中(29)、高橋大輔(36)組=関大KFSC=は27日、所属事務所を通し、22―23年シーズンも“かなだい”組での現役続行を発表した。

 2人は、インスタグラムにて「かなだいオフィシャルチームアカウント」を立ち上げ、コメント動画もアップ。高橋は「常に全力で突き進んでいきたい。3シーズン目、どんどんレベルアップしていきたい」と意気込み、村元は「ワクワク。かなだいの新しい世界を早く披露したい」と、来季開幕を心待ちにした。

 同日に配信されたオンライン番組では、4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪出場についての明言は避けた。高橋は「(来季が)最後とも決めてない」というものの、次の五輪は39歳で迎え、「精神力とのバランスを保つのも簡単ではない」と慎重。「目標は全日本優勝。とりあえず1年やって、そのときにどう思うか話し合いたい」と考えを明かした。

 また23年3月には、さいたまで世界選手権が開催される。高橋はシングル時代、同会場での世界選手権に出場できず、特別な思いもあり、「さいたま世界選手権と聞いて、そういう(続けろという)ことなのかな」。オフには一度、スケートについて考えることを辞めてみたが、「やらないって選択肢が出てこなかった」と続行を決意した。“かなだい”のさらなる可能性を、結成3季目で証明していく。

 【村元、高橋組の経過】

 ▼19年9月 高橋が20―21年シーズンからアイスダンスに転向し、村元と組んで、22年北京五輪を目指すと発表。

 ▼同12月 高橋がシングル最後の全日本選手権で12位。

 ▼20年11月 コロナ禍で変則的な開催となったGPシリーズ・NHK杯で“かなだい”組がデビュー、3位。

 ▼同12月 2人で初の全日本は2位。

 ▼21年11月 2人にとって初の国際スケート連盟公認大会となったGPシリーズ・NHK杯で、6位。ワルシャワ杯で、リズムダンス(RD)75・87点、フリーダンス(FD)114・29点、合計190・16点の日本歴代最高点をマークし、2位。

 ▼同12月 全日本で、小松原美里、尊組に敗れ2位となり、五輪出場を逃した。

 ▼22年1月 四大陸選手権で日本勢史上最高の銀メダルを獲得。

 ▼同3月 世界選手権に初出場。フリーに進出し、16位。

 ◆高橋 大輔(たかはし・だいすけ)1986年3月16日、岡山・倉敷市生まれ。36歳。関大卒。8歳でスケートを始め、2002年世界ジュニアを日本人初制覇。五輪は06年トリノ8位、10年バンクーバーで日本男子初の表彰台となる銅メダル、14年ソチ6位。世界選手権は07年大会銀、10年大会で日本男子初の金メダル、12年銀。18年に5季ぶりに復帰し、20―21年シーズンにアイスダンスに転向。22年四大陸選手権で日本勢史上最高の銀メダル。165センチ。

 ◆村元 哉中(むらもと・かな)1993年3月3日、兵庫・明石市生まれ。29歳。5歳でスケートを始め、女子シングルは、12年の全日本選手権10位。14―15年シーズンからアイスダンス転向。15年にクリス・リードと組み、18年四大陸選手権でアジア勢初の銅メダルを獲得。同年平昌五輪は日本最高タイの15位、世界選手権では日本最高の11位。20―21年シーズンから高橋大輔と組み、22年四大陸で日本勢最高の銀。162センチ。

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