羽生結弦5000人に届けた全力の舞 水浴び「Real Face」から完璧4T―3A締め

スポーツ報知
演技途中で頭から水を浴びる羽生結弦(カメラ・矢口 亨)

 フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(27)=ANA=が27日、千葉市の幕張メッセで始まったアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」に出演し、2月20日の北京五輪エキシビション以来96日ぶりの滑りを披露した。

 黒のラメ入りジャケットに身を包んだ羽生は、オープニングで軽々と4回転トウループを成功。大トリで再登場すると、人気アイドルグループ「KAT―TUN」の代表曲「Real Face」を、シンガー・ソングライターのスガシカオの歌声に乗せて舞った。ジャンプはトリプルアクセル(3回転半)を跳んだ。羽生が頭から水を浴びた場面で、ロック調のプログラムは最高潮に達した。

 フィナーレでは歌手の広瀬香美の「ロマンスの神様」で出演者の先頭を切り、キレのあるダンスを見せた。4回転トウループ―3回転半の連続技を決め、満員5000人が入った会場を沸かせると、最後は「ありがとうございました!」と観客に感謝を伝え、リンクをあとにした。北京五輪後に「やっぱり僕は、見てもらいながら滑るのが本当に好きなんだなあって、原点ですけれども。改めて立ち返って思いました」と語った言葉を、3年ぶりの幕張で体現した。(高木 恵)

 ◆羽生の北京五輪 2月8日のショートプログラム(SP)「序奏とロンド・カプリチオーソ」は4回転サルコーの踏み切りで氷の穴にはまるアクシデントに見舞われ95・15点で8位発進となった。10日のフリーは「天と地と」の冒頭で挑んだクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)が、国際スケート連盟(ISU)に世界で初めて認定され、3位の188・06点、合計283・21点で4位入賞。20日のエキシビションでは「春よ、来い」を舞い、今後については「フィールドは問わない。アイスショーなのか、競技なのか」と語った。

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