◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク―広島(27日・ペイペイD)
広島の大瀬良大地投手が、今季最短5回でワーストタイ5失点で降板した。交流戦は19年6月5日の西武戦(メットライフ)で白星を挙げて以降、これで6戦連続白星なしとなった。
立ち上がりにつかまった。初回先頭・三森を一ゴロに仕留めたが、牧原大、柳田の連打とグラシアルの四球で1死満塁。中村晃に先制の左前適時打を浴び、明石には押し出し四球を与え、柳町の右前打でいきなりの3失点。初回だけで39球を費やした。
2回は3者凡退。3回もヒットを許しながら無失点に抑えたものの、4回2死一、二塁から牧原大に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び、5回にもグラシアルのソロで追加点を献上。立て直すことができなかった。
今季は試合前まで5勝はリーグトップタイ。4月29日の中日戦(バンテリンD)の完封を含み、開幕から7試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)をマーク。抜群の安定感で先発陣をけん引してきたが、20日の中日戦(マツダ)で白星を手にしながら8回5失点で連続試合QSは途切れ、2試合連続の5失点となった。