バリスティック・ボーイズ 日高竜太インタビュー・ロングバージョン<2>

スポーツ報知
インタビューに応じたバリスティック・ボーイズの日高竜太(カメラ・頓所美代子)

 7人組ダンス&ボーカルグループのバリスティック・ボーイズの新曲「ラストダンスに BYE BYE」が25日に発売された。今年の第1弾シングルに日高竜太(26)は「今までで一番ダンスに軸を置いた作品」と話した。8月からはタイを拠点に活動を開始するが「日本を代表する気持ちで、アジアで成長していきたい」と目を輝かせる。ボーカル・バトル・オーディション(VBA)4、5で2回連続でファイナリストになるも落選。デビューまでは順風満帆の道ではなかったが「人生は運とタイミング。今のメンバーとグループを結成できたことに感謝したい」と振り返った。 (ペン・国分 敦、カメラ・頓所 美代子)

 <1>から続く

 先日、8月からLDHの後輩グループ、7人組のPSYCHIC FEVER(サイキック・フィーバー)とタイで活動することが発表された。

 「元々、僕らは海外を目指していましたが、コロナ禍でやるはずの企画が止まってしまったんですね。1年前ぐらいからコロナ禍が収まったら海外に行くようなことは聞いていて、最初はタイではなかったです。いろんなものが止まってしまった状況下で、LDHのスタッフさんはいろいろ動いてくれた結果が今回につながりました。2019年に東南アジアでのプロモーション活動ツアーをやらせて頂いて、アジアの若い世代のパワーや熱量、可能性を感じていました。それはHIROさんも『ここを攻めていく』じゃないですけど、世界を目指す中で、まずはアジアのファンの皆さんに応援してもらえるようなグループになることが大事なのかと思います」

 ―実際に活動が決まった時はメンバーはどう感じていたのか。

 「凄いビックリもしたんですけど、やっと来たかっていう思いです。21年には初めてのツアーを完走できましたが、メンバーとは『22年は21年と同じ1年にしたら絶対ダメだ』って話していました。普通に同じようにツアーを1年間通してやることも大切なんですけど、それだと自分たちの世界進出っていう目標に対して、進めてない感がある。新しいチャレンジをしなきゃいけない年というのは、メンバー全員が思っていました」

 タイを拠点に約半年間の活動となるが…。

 「19年にプロモーションでタイに行った時、手応えがあったっていうのが一番でかいです。それに今回、総合プロデュースをしてくれる(タイの代表的なラッパーの)F・HIRO(エフ・ヒーロー)さんとの出会いも大きい。アジアのエンタメの中心でもあるタイで、一緒に活動させてもらえたら、僕たちが目指すものにどんどん近づいていけるのかなって。前回はショッピングモールでイベントをやった程度でしたが、今回は現地でリアリティショー含めいろんな仕掛け、準備もあるからすごい楽しみです。約半年の活動予定ですが、拠点はタイになりますが日本でもやります。リリースごともありますから。日本とタイを行ったり来たりで、スケジュールがきつくなるでしょうが、世界っていうものを目指す上では当たり前なのかなとも思います。常にいろんな国に行って活動してないと世界っていうのは見えてこない。その辺りは覚悟していますし、アジアを舞台に世界に向けて成長したいです」

 ―今、BTSを始め韓国アーティスト、Kポップが世界を席巻しているが…。

 「それ感じますね。でも今回、日本の音楽業界を含め、いろんな状況をくつがえすようなプロジェクトがなるんじゃないかなという思いもあります。LDHの代表としてはもちろんですが、勝手ながら言わせていただくと、日本の音楽業界も背負って行くつもりです」

 この業界を目指したきっかけは、EXILEだったという。

 「一番の影響はEXILEさんですね。高校1年の時、夢について考えた時期がありました。『自分何になりたいんだろう』って。当時は陸上部に入っていましたが、そこまで熱があるワケでもなく、もちろんいろんなことを学べたり、青春の時代としてはすごく大切な時間だと思うんですけど、はたしてそれが終わった時に何が残るんだろうって…。だったら今から夢に対して動いてたほうがいいのかなって。元々、EXILEさんが好きで、考えた結果『こういうふうになりたい』って、心が決まりました。そのころのEXILEさんはすでにモンスターグループで『ファンタジーツアー』ではスタジアムでライブしていました。歌って踊れるカッコいいアーティスト=EXILEでしたね」

 決断すると動きは早い。頭から陸上はなくなり、歌とダンスに切り替わっていた。

 「部活をやめてすぐにEXPGの宮崎校に体験入所しました。僕、決めたら早いんですよ。これは家族にも感謝しなきゃいけないですね。何の反対もなく応援してくれましたから。普通こういう職業を目指すって理解してもらうのって難しいじゃないですか。なかなか狭い門ですから。おじいちゃんも歌手(コーラス・グループ『ザ・シャディラックス』のメンバー)だったっていうのもあるのかもしれませんが、みんなで後押しをしてくれた感じですね。この頃って、何に対しても不思議なくらい根拠のない自信があって『絶対いける』と思ってました(笑い)」

 スクールにいる上級者に対して、常に燃えるモノがあった。根っこにある負けず嫌いが前を向けていたそうだ。

 「自分って上手な方がいてくれた方がすごい燃えるタイプなんです。もちろん、悔しい思いもめっちゃくちゃありましたが、ダンスでも歌でも自分より上手い人がいても『今負けてるだけ』って。完全に負けてると思っていなかったし、今から練習してこの人たちを超えようっていうふうになるんですよ。高校卒業後に上京して、よりレベルの高い環境のに身を置いたのも、常に自分に刺激を与えてくれる方や自分よりも長けているモノがある人と一緒にいたかったからです。こういった考えは昔からですね。僕は(血液)B型で負けず嫌いってのもあると思いますが『俺はやめよう』とか『俺がいけるレベルじゃない』と思ったことないですね。そういう人にいくら出会っても『いつかは超える』って思っていました」

 <3>に続く

 ◆日高 竜太(ひだか・りゅうた)1996年1月11日、宮崎県出身。26歳。高校1年の時にEXPG宮崎校に入所して歌とダンスを始める。2014年にVBA4でファイナリストに。17年のVBA5でもファイナリストとなるも落選。18年に7人組のバリスティック・ボーイズのメンバーとなり、19年にアルバム「BALLISTIK BOYZ」でメジャーデビュー。今年8月から活動拠点をタイに移して世界進出を目指す。身長169センチ、血液型B。

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