柏のU21パリ世代エース、細谷真大で4戦ぶり6-1で大勝「代表に行く前に点が取れたのは大きい」

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ ▽第15節 札幌1―6柏(25日・札幌ド)

 2024年パリ五輪世代の主役候補は俺だ。柏のU―21日本代表FW細谷真大(20)が敵地・札幌戦で、自身の今季5点目を含む3ゴールに絡む活躍。6発大勝のチームに勢いをもたらした。24日にU―23アジア杯(6月1日開幕、ウズベキスタン)に出場する同代表に選ばれ、その直後に結果を残した。

 自身5試合ぶりのゴールに、柏FW細谷はピッチ上で思わず「おっしゃー!」と声が出た。序盤、札幌に退場者が出て数的優位に立った1―0の前半26分。味方がわずかに軌道を変えた右クロスをペナルティーエリア中央で受ける。ピタッと足には合わなかったが、執念の左足で押し込んだ。

 同15分の先制点も細谷のシュートのこぼれ球からで、後半9分にはボール奪取でチーム3点目の起点になった。1試合で3ゴールに絡み、4試合ぶりの勝利に貢献。「悔しい結果が続いていたので、責任を感じていた。自信につながった」とうなずいた。

 衝撃を受けた存在がいる。プロ1年目の20年。チームメートのFWケニア代表オルンガ(28)=現アルドハイル=が、28得点でリーグ得点王とMVPに輝いた。「ボールを奪った時の動き出しは別格。彼のプレーをずっと見てきて、特長を盗んだ」。同年のリーグ出場は2試合止まりだったが、最高の手本を見て学んだ。それが、一瞬の隙も逃さない現在のプレーにつながっている。

 パリ五輪世代として、6月開幕のU―23アジア杯に臨む。FC東京の高卒新人MF松木らに注目が集まっているが、3月のU―23ドバイ杯決勝のサウジアラビア戦(1〇0)で決勝ゴールをマークするなど実績は十分だ。同世代の主軸として「代表に行く前に点が取れたのは大きいし、今後につながる。イメージづくりに、とても良かった」。自信を持って、日の丸を背負う。(小又 風花)

 ◆細谷 真大(ほそや・まお)2001年9月7日、茨城県生まれ。20歳。柏下部のU―15、U―18出身で、U―18時代の19年3月にトップチームに2種登録。同月30日のJ2東京V戦でJデビュー。20年にトップチームに昇格し、21年7月3日の横浜M戦でJ初得点。昨年10月のパリ五輪世代の始動となったU―23アジア杯予選に招集された。J通算45試合出場、8得点。177センチ、69キロ。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×