◆明治安田生命J1リーグ ▽第15節 札幌1―6柏(25日・札幌ド)
柏は札幌に6―1で快勝した。開始早々に数的優位となり、リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めた。U―21日本代表のFW細谷真大が、5試合ぶりとなる今季5点目を決めた。
前半10分、FW小屋松知哉が後ろから相手のタックルを受けて転倒すると、これがレッドカードの対象となり、早い時間帯に数的優位になった。同15分、細谷のシュートのこぼれ球をDF高橋祐治が右足で決めて先制。同26分には、DF大南拓磨の右クロスを小屋松が触り、ペナルティーエリア中央へ。しっかりと足が合わなかった細谷だが、ゴールに流し込み、今季5点目を決めた。前半の終盤にも細谷がペナルティーエリア内に進入して足を振ったが、相手の対応に遭った。
後半9分、細谷の守備から奪ったボールを小屋松が回収。最後はMFマテウスサヴィオがGKとの一対一に持ち込み、冷静に決めた。その4分後にも、ペナルティーエリア中央で小屋松が左足でふわりと浮かせて加点した。同24分には、途中出場のFW森海渡がペナルティーエリア左で倒されPKを獲得し、自分でゴール左隅に決めて、この日5点目。その4分後にも、森が左サイドをぶち破り、ペナルティーエリア左に進入すると、迷わず右足を振り抜いた。その後、1点を返されたが、最後まで攻撃の勢いを緩めず、リーグ4試合ぶりとなる勝利を収めた。