31歳の千代栄が悲願の十両昇進 初土俵から13年半「年を取っても諦めずにやったら上がれるんだな」

スポーツ報知
新十両昇進となった千代栄(右)と、会見に同席した師匠・九重親方(日本相撲協会提供)

 日本相撲協会は25日、都内で名古屋場所(7月10日初日・ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、新十両に西川改め豪ノ山(武隈)、千代栄(九重)、欧勝馬(鳴戸)の昇進を決めた。再十両は北青鵬(宮城野)。

 千代栄はこの日、オンラインで新十両会見を行った。2009年初場所の初土俵から13年半で関取昇進。悲願だっただけに「年を取っても諦めずにやったら上がれるんだなと思いました。諦めずに頑張ってやってこられたのが良かったなと思います」と喜びをかみしめた。師匠の九重親方(元大関・千代大海)も「ようやく先代(元横綱・千代の富士)からお預かりした弟子を、十両昇進まで持って行けて安心したというか、肩の荷が下りたという感じです」と思いを明かした。

 約10年を幕下で過ごした。千代栄は「上位に来て(幕下)1ケタになったら1勝6敗をたたきだしていたので、最高位を更新したら1勝6敗する感じだった」と何度も跳ね返されてきた。「年もあれなので、そろそろなんかとか思いながら」と心が折れかけた時期もあった。それでも「相撲しかないよなと思いながら」と思いとどまり、念願の関取の座を手にした。

 十両になって何が楽しみか、と問わると「全部ですね。大銀杏(おおいちょう)も化粧まわしも締め込みも。全部着けられて土俵に上がれるのがすごくうれしいです」と笑顔を浮かべた。師匠は「小結くらい。三役ぐらいはいってほしいですね」と期待をかけた。千代栄は「親方が言われているとおり、三役入れるように頑張ります」と意気込んだ。

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