【阪神】大山悠輔が楽天・田中将大から「必死に食らいついて」2年連続V打 2戦連続完封勝利で3連勝

スポーツ報知
6回2死二塁、中前に先制適時打を放つ大山悠輔(カメラ・石田 順平)

 均衡を破る大山の一打に甲子園が沸いた。0―0の6回2死二塁。カウント2―2から楽天・田中将の5球目を中前に、はじき返すと、二走・中野が俊足を飛ばしてホームイン。貴重な1点に「何としても点を取りたい展開だった。とにかく必死に食らいついて。大事なところで打てたのは良かった」と笑みを浮かべた。

 昨年6月12日の楽天戦(楽天生命)では両軍無得点の4回にマー君から右翼席へ先制2ラン。あの日の決勝アーチと同じく、2年連続でV打となった。4回2死三塁の好機は一邪飛に倒れていたが、悔しさをぶつけるように、チームトップの25打点目を挙げた。

 本職の三塁ではない左翼の守備で自ら流れを呼び込んだ。6回2死一塁で「つかんだら離さない気持ちで飛び込んだ」と渡辺佳が放ったポール際の打球をジャンピングキャッチ。そのままフェンスに激突し、地面に倒れ込んだが、ボールは落とさなかった。昨年から外野の練習を始め、この日は甲子園特有の浜風が吹く中、気迫あふれるプレー。矢野監督は「あの球際で取ったのは、1打点と同じか、もっと。それぐらい価値はあった」と目を細めた。

 チームは今季初の2戦連続完封勝利で、昨シーズンをまたいで球団最多の交流戦7連勝。昨季から楽天戦は4連勝で、甲子園での同カード連敗を4でストップ。マー君に07年6月20日以来、15年ぶりに甲子園で黒星をつけた。

 交流戦初戦を制して3連勝としたが、借金11と苦境は続く。「最後に1点でも多く取って勝てればいい。しっかり全員で戦っていければ」と背番号3。虎の和製大砲がここからチームを上昇させる。(森脇 瑠香)

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