◆JERAセ・リーグ 阪神1―0楽天(24日・甲子園)
阪神が交流戦開幕戦でパ・リーグの首位・楽天にチーム2試合連続となるシャットアウト勝ちを収め、3連勝を飾った。矢野監督は両軍無得点の6回2死一塁で見せた左翼・大山のフェンス激突のジャンピングキャッチを絶賛。主な一問一答は以下の通り。
―最後まで厳しい試合になった
「いやあもう、投手陣がね、勇輝(西勇)はじめ、出た投手がね、みんな本当によく踏ん張ってくれました」
―西勇の粘りの投球から渡辺、アルカンタラとつないでいった
「勇輝もね、立ち上がりにちょっと球数が増えていって、どこまでいけるかなっていうところをね、らしく頑張ってくれましたし、渡辺もあの場面(1点を守る7回1死二、三塁)はすごく緊張も高いですし、ミスもできないような気持ちになると思うんですけど、攻めるピッチングをしてくれましたしね。アルカンタラのところは、島田もナイスプレー(7回2死二、三塁で浅村のライナー性の打球をダイレクトでスライディングキャッチ)でしたし。最後もね、スグル(岩崎)もずっとそういうような場面ですけど、本当によく投げてくれました」
―大山、島田にビッグプレーが出た
「そうですね、悠輔(大山)も外野が主になって、違和感なくというかね、やってくれてましたし、あのプレーで流れがこっちに来ましたし、タイムリーっていう形になったんで、今日は守備陣がよく頑張ってくれました」
―大山は風もあって難しい打球を好捕
「いやーむちゃくちゃ難しいと思うよ。フェンス際でしかも伸びるしね。あの球際でしっかり捕ってくれたというのは、1打点と同じくらというかもっとかもしれんし。それぐらいの価値はあったと思います」
―島田も好捕
「あそこもね、ちょっと守りに入っちゃうと止まって前で落ちてっていうところでね、場面でもあったと思う。そういうところでは島田も攻めてくれたおかげで捕れたし、ああいうところから島田も自分の価値というか上げられるとことだと思うし、あのプレーも島田だから捕れたというそういうプレーだったと思う」
―大山に先制点が生まれた
「そうですね、悠輔もあの場面、追い込まれたあとによく打ってくれましたけど、その前にチャンス2回でね、クリーンアップに回っているところで点を取っておかないと苦しい試合になるんで、明日はマルテとテルに打ってもらいます」
―交流戦初戦を取りたい中で取り切った
「そうですね、本当に今日は絶対勝ちたい、いいスタートを切りたいという気持ちで僕自身も球場に来ましたし、まだまだ派手なね、点を取ってという試合にはなれてないですけど、こういう試合を取りながらね、自分たちのリズムを、自分たちの試合をね、どんどんやっていけるようにしたいです」