【中日】序盤に大量失点で先発が4戦連続黒星 立浪和義監督「投手は逃げずに攻めて」一問一答

スポーツ報知
6回、石山球審に選手交代を告げる立浪和義監督 (カメラ・馬場 秀則)

 ◆日本生命セ・パ交流戦 中日5―8西武(24日・バンテリンドーム)

 悪い流れを止められない。西武に敗れ、今季ワーストを更新する6連敗。借金も今季ワーストの5となった。

 頼みの先発・小笠原が大誤算だった。序盤から西武打線につかまり、4回途中6失点KO。前カードも大野雄、岡野と序盤の大量失点で試合が壊れたが、この日も常に追いかける展開が続いた。3敗目に左腕は「チームに申し訳ないです」と絞り出すのが精いっぱいだった。

 

 以下、立浪監督の一問一答。

 ―小笠原は4回途中6失点。

 「油断ではないでしょうけど、2番打者に2ストライクから(ヒット)。あれはもったいなかった。それまで合っていなかったので。なめてかかったわけではないんでしょうけど、細心の注意を払わないと。山川といういいクリーンナップがいるわけだし。8点取られたけど、怖がっていてはこうなる。投手は逃げずに攻めていかないと」

 ―先発が序盤に崩れる。

 「誰か断ちきっていってくれないと。柳が一回抑えてくれたんですけどね」

 ―鵜飼が一発。

 「なかなかここの球場であそこに放り込める選手は少ない。まだまだ粗さはありますけど、最後でも初球を見られたらチャンスが広がるわけで…。振りにいった中で見極めができていくように。これは試合の中で配球も含めてやっていかないといけない」

 ―アリエルをベンチで鵜飼をスタメン起用した。

 「アリエルもホームラン出てから広島で大振りが目立った。長打力というところでは、アリエルより鵜飼の方がある。これからの選手なので、期待も込めて使っています」

 ―遊撃の高橋周平が失策。

 「慣れていないポジションであれなんですけど、もう少し…。打つ方がよくなってくればまた動きも変わってくる。フリーバッティングでは良い感じで打てだしたんですけど、試合で結果が欲しいのか、当てに行くような感じには映りますね。何年か前にしか守ったことのないポジションなので、それをあえてやらしているので、もう少し我慢して見てみたい」

 ―代打・根尾の後、遊撃に入れるという選択肢は。

 「あそこは代えられる選手がいなかった。代打でいいヒットは打ってくれましたけどね」

 ―中村氏が始球式に。

 「たくさん話をさせてもらって。まだまだお若いなと。元気な姿を見せてもらったので、また頑張らないといけないなという気持ちでいます」

―中村紀打撃コーチの入れ替えの意図は。

 「自分はだいだいのことは説明するんですけど、これは内輪の話で、別にノリが問題あったわけでもなんでもないんですけど。ここはちょっとコメントはあえて今回は控えさせてもらいます」

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