「ドライブ・マイ・カー」共同脚本担当の大江崇允氏「私の周りは変わらない」母校の近大で講演

「ドライブ・マイ・カー」で共同脚本を担当した大江崇允氏が母校の近畿大学で講演会を開催した
「ドライブ・マイ・カー」で共同脚本を担当した大江崇允氏が母校の近畿大学で講演会を開催した

 第94回米アカデミー賞で日本映画として13年ぶりに国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)で、共同脚本を担当した映画監督で脚本家の大江崇允氏が24日、母校の近畿大学で講演会を行った。

 受賞後に周囲に変化があったのかを尋ねられた大江氏は「私の周りは変わりません。濱口(竜介)さんがすごいだけ」と謙そんした。大江氏は商経学部から大学3年にあがるタイミングで芸術学科演劇・芸能専攻(現舞台芸術専攻)に転部。「ゼミの面接で全部落ちまして。表現できたら何でもいいと転部しました。大学は5年で卒業しました」と苦笑いを浮かべた。

 舞台芸術専攻がほとんどの約150人の学生を前に、学生時代の思い出や、アドバイス、質問にも気軽に応じた大江氏。中には「演劇でご飯を食べていくことを決めた時は怖くなかったですか」という質問もあり「怖いんだよ。でも社会になじめなかった。毎日通勤、同じ電車に乗るのはできないなって。悩んでいるなら、一度就職したらいい。人生は長いから」と優しく答えた。

 講演会後に囲み取材に応じ「もう少し学生さんの話が聞きたかった」と残念がった大江氏。今後の目標については「目の前の作品を楽しんで作ることしかないですね」と笑顔を見せた。

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