【日本ダービー】唯一の無敗馬ピースオブエイト、シャフリヤールと同じ黄金ローテで一撃狙う

スポーツ報知
毎日杯からのローテに不気味な雰囲気を漂わせる3戦3勝のピースオブエイト

◆第89回日本ダービー・G1(5月29日、東京・芝2400メートル)

 皐月賞の上位馬による激突が注目される第89回日本ダービー・G1(29日、東京)には、別路線から無傷で乗り込む不気味な刺客がいる。デビュー3連勝のピースオブエイトは3月の毎日杯Vから2か月ぶりの臨戦。昨年覇者シャフリヤールと同じローテーションで一撃をもくろむ。

 未知の魅力を備え、ピースオブエイトが大舞台に殴り込みをかける。毎日杯を勝ってダービーに直行というローテは、昨年の王者シャリフヤールと同じ。開業8年目の栗東・奥村豊厩舎にとっては、牡馬クラシックの出走自体が初めてでもある。奥村豊調教師は「いい意味で、さほど重圧は感じていません。雰囲気を知りませんので。いつもより力が入っているということはありません」と、平常心で人馬と向き合っている。

 毎日杯は出負けしたが、仕掛けた程度でハナへ。稍重の馬場を、1000メートル59秒6で軽快に逃げ、残り100メートルから差し返す根性を見せた。指揮官は「まさかハナに行くとは思いませんでしたが、どんな競馬でもできますね。今後は馬群で折り合えるかが課題になります。枠次第ですが、どんな枠を引いてもいいように準備していきたい」と気を引き締める。

 ここまで3戦はすべて1800メートル。一気の3ハロン延長となるが、「本当に未知ですね。一つ言えるのは、落ち着いてスタートを切れることが条件。前走もあまり駐立は良くなかったので、ゲート練習は継続してやらないとと思ってます」と、距離よりも発馬にポイントを置く。新馬戦以来の長距離輸送に関しては「気性的に、当日輸送よりはいい気がしますね」と、プラスにとらえている。

 「前走と変わらずいい状態。体重は、当日少し減るかもしれませんが、しっかり食べてしっかり調教できているので」と奥村豊師は胸を張る。20年のコントレイル以来、12頭目となる無敗でのダービー制覇を狙えるのは一頭だけ。今年もダークホースが番狂わせをやってのける。(玉木 宏征)

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