横審・高村委員長、照ノ富士を称賛 一方で不振の大関陣には苦言「クンロク大関がいい大関になっている」

スポーツ報知
定例会合後に会見する横綱審議委員会の高村正彦委員長(日本相撲協会提供)

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会は23日、東京・両国国技館で定例会合を開いた。委員からは夏場所で3場所ぶり7度目の優勝を果たした横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)をたたえる声が多く出たといい、報道陣の代表取材に応じた高村正彦委員長も「休場明けで心身ともに大変な状況の中で、最初は不安はあったけれども、最後はきっちり横綱として、しかるべき成績を残してくれた」と称賛した。

 一方で、不振の大関陣についても言及した。今場所は正代(時津風)が5勝、御嶽海(出羽海)が6勝止まりで、貴景勝(常盤山)は千秋楽に勝ち越しを決めた。同委員長は「多くの人が期待した人たちが必ずしも期待通りではなかった。勝ち越したのが、一人だけというのは残念だった。横綱ほどではないにしても大関も特別な地位を認められているんです。今、クンロク(9勝6敗。勝ち星が2桁に届かない力士を揶揄する表現)大関が、いい大関になってしまっている」とし、大関陣に奮起を期待した。

 定例会合には、新委員となった元文部科学副大臣の池坊保子氏と女優の紺野美沙子氏も初参加した。池坊氏は「(照ノ富士は)本当にひとえに偉かったと思う。横綱はどうあるべきかという責務だけで頑張った」とたたえ、紺野氏は「優勝インタビューを伺っても心技体がますます充実してこられたと思い、無事に横綱が締めてくれてよかったと心から思います。(新委員としては)大相撲がますます盛り上がるように力添えできたらと思います」と語った。

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