◆第89回日本ダービー・G1(5月29日、東京競馬場・芝2400メートル)
オニャンコポン(牡3歳、美浦・小島茂之厩舎、父エイシンフラッシュ)の成長が著しい。1週前追い切りは美浦・Wコースで5ハロン65秒1―11秒6をマークし、ミユキアイラブユー(3歳オープン)に1馬身先着した。
その走りを確認した小島茂之調教師は脚、特に後肢の「可動域が広くなっている」と成長を感じている。脚を振り出す幅が大きくなったことで、推進力がアップしており、さらにスピード感も増している。
京成杯・G3制覇から駒を進めた皐月賞は6着だが、勝ったジオグリフとは0秒4差。まだまだ、逆転の目は残っている。