◆第89回日本ダービー・G1(5月29日、東京・2400メートル)=5月23日、栗東トレセン
アスクワイルドモア(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父キズナ)で、藤原厩舎がダービー連覇を目指す。前走の京都新聞杯をレコードで制し、大舞台への出走を勝ち取った。「(レコード決着の)反動が出るとダービーはしんどくなると思っていたが、それもない。使った方がいい方に出ている」と田中博助手も好ムードを伝えた。
厩舎にとっては10年エイシンフラッシュ、21年シャフリヤールに続き2年連続、3度目のダービーの称号がかかる。「消耗戦の方がいい。切れ勝負ではディープ(インパクト産駒)に負ける。辛抱比べになれば」と同助手。スタミナ勝負になれば一発の可能性を秘めている。