◆第136回目黒記念・G2(5月29日、東京・芝2500メートル)
昨年のセントライト記念の覇者、アサマノイタズラ(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ヴィクトワールピサ)。前走の日経賞・G2は手塚調教師が「少し右に張る面があって、うまく流れに乗れなかった」と振り返るように、道中はリズムが取れず、直線になって脚を伸ばしたが前には届かなかった。それでも0秒9差の8着と着順ほど負けていないのは、力がある証拠だ。
1週前は美浦・Wコースで3歳1勝クラスを4馬身半追いかけ併入。5ハロン68秒6ー11秒2と、しまいをしっかり追われた。
今回は初の東京だが、「直線勝負で、どこまでこられるか。状態面は変わらないし、そこそこはやれるはず」と、直線の長い府中での逆転に期待している。