中日は23日、福敬登投手が主体となった「福敬登招待プロジェクト」を発表した。社会貢献活動の一環として今年バンテリンドームで行われる公式戦計5試合に、以前から交流があった名古屋聾学校の生徒を招待する。
20年には祖父江とともに最優秀中継ぎも獲得した左腕は、球団を通してコメントを発表。「プロ野球選手として経験を重ねていく中で、プレーだけでなく何か社会に貢献できることはないかと考えるようになりました。私自身、高校3年間で手話を学んだ経験もあり、以前より同校の生徒さんとは野球に関する制作物を通じた交流がありました。耳が不自由ながらも完成度の高い制作物を次々に披露してくださるその意欲的な取り組みに感動し、自分もそんな頑張る生徒の皆様に対して少しでも力になれればと思い、このプロジェクトを立ち上げました。野球観戦をして生徒のみなさんに『今日1日楽しかった』と思ってもらえたら嬉しいです」。
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