隆の勝、初賜杯あと一歩 佐田の海に逆転負け「慌てて強引に出た部分に悔いが残る」 初V争い「重圧乗っかっていた」

三賞の受賞力士(左から)殊勲賞の大栄翔と隆の勝、敢闘賞の佐田の海(代表撮影)
三賞の受賞力士(左から)殊勲賞の大栄翔と隆の勝、敢闘賞の佐田の海(代表撮影)

◆大相撲 ▽夏場所千秋楽(22日、東京・両国国技館)

 隆の勝は、初賜杯まであと一歩及ばなかった。4敗・佐田の海との大一番。勝てば3敗でトップを並走していた照ノ富士にプレッシャーをかけられたが、土俵際のすくい投げで逆転負け。「慌てて強引に出た部分に悔いが残る。あそこで自分が勝っていればと考えると、本当に悔しいです」と言葉を絞り出した。

 それでも今場所は、平幕ながら1横綱2大関を破っての11勝。自身3度目の三賞となる初の殊勲賞に輝いた。初めて千秋楽まで優勝争いを演じたことには「やっぱり先頭という重荷みたいなのが、だいぶ重圧として乗っかっていた。本当に初めてだったので、いい経験ができたかなと思います」と悔しさの中にも充実感がにじんだ。

 千葉県柏市出身の中卒たたき上げ。地道に力をつけ、来場所は三役復帰が濃厚。「また来場所に向けてやるしかない。リベンジというか頑張りたい」と闘志。あらためて初Vへの思いを強くした。
(竹内 夏紀)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請