【大学野球】水口創太投手「プロ」で変わり種二刀流目指す!? 今季初先発も京大初の2位とシーズン勝ち越し導けず

先発した京大の水口創太
先発した京大の水口創太

◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽最終節2回戦 関学大4―1京大(22日・わかさスタジアム京都)

 京大医学部人間健康科学科に在籍するプロ注目の水口創太(4年)が1年ぶりに先発したが、3回2失点で今季初黒星を喫した。5勝6敗となった京大は、1982年発足の新リーグでの初の2位とシーズン勝ち越しの可能性がなくなった。24日の近大戦に勝てば初の3位、負ければ5位が確定する。同大は立命大に2試合連続で完封負け。自力で20季ぶりの優勝を決められず、全日程を終了。近大が京大に勝てば3季ぶりのVとなる。

 京大初の2位とシーズン勝ち越しはならなかった。194センチ右腕の水口は3回2死満塁、イレギュラーした打球が右前に抜ける不運な2点打で逆転され、この回で降板。「粘れたらよかった」と肩を落とした。

 リーグ戦先発は約1年ぶり2度目。4月から平日は毎日、滋賀県内の病院で、午前8時半から午後5時半まで理学療法の実習に取り組んでいた。試合出場は制限され、公式戦の登板は4月17日以来で今季4度目だった。巨人とロッテのスカウトが視察したが、この日のMAXは自己最速に8キロも及ばない144キロ。それでも「思ったより投げられた」と練習不足を言い訳にしなかった。

 25日まで実習があるため、京大初のシーズン6勝目が懸かる24日の近大戦は出場できない。この日が自身の今季最終登板となり「プロだけを考えています。今しか挑戦できない。後悔したくない」とキッパリ。改めて、育成でもドラフト指名を待つ意向を明言した。

 一方で、来年2月に理学療法士の国家試験も受ける予定。プロに入れば春季キャンプ中だが「今後にも役立つので(資格を)取れるなら取っておきたい」とどん欲。来春、理学療法士とプロ野球選手の“二刀流”が誕生する!?(伊井 亮一)

 ◆水口 創太(みなくち・そうた)1999年8月9日、滋賀・大津市生まれ。22歳。晴嵐小2年から「晴嵐スポーツ少年団」で野球を始め、DeNAの京山とチームメート。北大路中では軟式野球部。膳所高3年夏は3回戦敗退。京大では3年春にリーグ戦初登板。通算15試合で1勝3敗、防御率4・30。球種はカットボール、カーブ、フォーク。194センチ、94キロ。右投右打。

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