【日本ダービー展望】皐月賞2着からの戴冠を狙うキタサンブラック産駒のイクイノックスが中心

スポーツ報知
日本ダービーの主な出走予定馬。※騎手は想定

 第89回日本ダービー・G1が5月29日、東京の芝2400メートルで行われる。

 皐月賞2着からの戴冠を狙うキタサンブラック産駒のイクイノックス(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)が主力。東京スポーツ杯2歳Sから中147日のローテで挑んだ前走では、4角3番手から直線力強い伸び脚も、1馬身差の2着に敗れた。大外18番枠から流れに乗ったかに見えたが、ルメールは「前に馬を置いて我慢ができなかった。勝った馬はできていた」と振り返った。この中間は1週前に坂路で5歳2勝クラスとの併せ馬で54秒2―11秒9。力強い走りを披露した。直前の追い切りはルメール騎手が騎乗予定。課題をクリアし、万全の態勢で大一番に挑めればチャンス十分。

 その皐月賞を勝ったジオグリフ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)。5番人気での会心の勝利に、福永騎手は「チャンスがあると思っていたが、自分が信じていた通り、馬がは素晴らしいレースをしてくれた」と喜びをかみしめた。5番手から4角で一気に動き、先に抜け出したイクイノックスをラスト100メートルで捕えた完璧な勝利だった。1週前追い切りは実戦モードの3頭併せ。ウッドチップで競り合い、5ハロン66秒4―11秒5を計時した。毛づやが良く、しっかり好気配をキープしている。喉鳴りを抱え、距離に不安こそあるが、2冠を堂々と狙っていける出来にある。

 皐月賞4着のダノンベルーガ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)は、川田騎手が駆けつけた19日のウッドチップ単走の追い切りで6ハロン77秒9―11秒0の好時計をマークし、気配は良好だ。1番枠、初の右回りの前走は伸びあぐねるも、川田騎手が「必ずダービーにつながると思います」とコメント。2戦2勝の東京、距離延長にも不安なく、今度は勝ち切りたい一戦だ。

 皐月賞は1番人気で3着と敗れたドウデュース(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)も1週前追い切りで抜群の走りをアピールした。武豊騎手を背にウッドチップで鋭く加速。6ハロン79秒6のタイムでのラスト11秒2と切れに切れた。武豊騎手は「変わらず動きはいい。前走で2400メートルの感触をつかんだし、チャンスがあると思っている」と、13年キズナ以来、9年ぶり6度目のダービー制覇へ向けて手応え十分。「ペースが流れるかと思ったが、結果的にポジションが後ろ過ぎた」と反省した前走のリベンジへ、態勢を着々と整っている。

 ディープインパクト記念弥生賞勝ち馬のアスクビクターモア(牡3歳、美浦・田村康仁厩舎)は、逃げた皐月賞で5着。中間の気配も良く、早め早めの競馬で一発も。ホープフルS勝ち馬のキラーアビリティ(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)も皐月賞13着からの巻き返しを期す。新馬、アルメリア賞、毎日杯を3連勝中のスクリーンヒーロー産駒ピースオブエイト(牡3歳、栗東・奥村豊厩舎)、プラダリア(牡3歳、栗東・池添学厩舎)は未勝利、青葉賞と2400メートル連勝のディープインパクト産駒。スタミナは豊富で、消耗戦で浮上する。

 NHKマイルC2着から挑むマテンロウオリオン(牡3歳、栗東・昆貢厩舎)はダイワメジャーの産駒で、距離克服が課題。京都新聞杯Vのアスクワイルドモア(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)、プリンシパルS勝ちのセイウンハーデス(牡3歳、栗東・橋口慎介厩舎)、スプリングS勝ち馬のビーアストニッシド(牡3歳、栗東・飯田雄三厩舎)、皐月賞6着からの参戦オニャンコポン(牡3歳、美浦・小島茂之厩舎)も登録。(大上 賢一郎)

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