【日本ハム】新庄ビッグボス「いい感じ」選手に考え浸透…試合前には異例インスタライブも開催 0封負けも悲壮感なし

スポーツ報知
試合前にスマートフォンを手にインスタライブを行った新庄監督(カメラ・頓所 美代子)

◆パ・リーグ 日本ハム0―3西武(22日・札幌ドーム)

 8度目の0封負けにも悲壮感はない。新庄ビッグボスの視線はいつも通り前だけを向いていた。西武投手陣に散発3安打に抑えられ、連勝は3で止まった。試合後は広報を通じ「今日はエンス君がいいピッチングをしたね。交流戦はまた新鮮な気持ちで楽しむ!」と潔かった。

 最下位で交流戦に突入するが、手応えはある。試合前には「最近の試合は面白い。何か起こしてくれそうな感じがして。徐々に僕の考えをインプットしてくれて」と説明。セーフティーバント、エンドランのサインをボスが出す前から選手が予測し、応えられるようになってきたという。

 この日はあえて打順を組み替え清宮、万波がスタメンから外れたが、野村と若き3人がここ約10試合はクリーンアップを担い、形になってきた。先発も上沢、伊藤、加藤が安定。今月は9勝8敗と勝ち越している。最大14あった借金は9まで減った。ビッグボスは「今は準備運動。そのステップとしてはいい感じに上がっている。最終的には手の付けられない、ユニホームを見るだけで嫌だなって思われるチームができたら。映画でいう『マジか、大丈夫なの?』から、最後には涙。脚本というか、人生も、チーム作りも一緒だと思うから」と、青写真を描く。

 試合前練習では異例のインスタライブも開催。選手と会話しながらスタメンもバラしつつ生配信。約2万人を楽しませ「たまにはいいでしょ。たぶん怒られると思うけど」と笑った。ファンを驚かせるビッグボス改革はまだまだ序章だ。

 ◆新庄剛志監督のこれまで

 ▼3月24日 ソフトバンクとの開幕戦前日、NPBの登録名を「BIGBOSS」に変更したと発表。監督の登録名変更は異例。

 ▼同25日 ソフトバンクとの開幕戦、先発のドラフト8位・北山が2回無失点で切り抜けると加藤、根本、伊藤と開幕ローテ候補を次々に投入。逃げ切りに失敗し、初勝利は持ち越しとなった。

 ▼同29日 西武との本拠地開幕戦。約3000万円の高級オープンカーで球場入りすると、試合前セレモニーでは7000万円以上する空飛ぶマシン「ホバーバイク」で登場。

 ▼4月17日 ロッテ・佐々木朗に8回完全に抑えられるも降板後の延長10回、万波が3号ソロ。プロ野球史上16度目の本塁打1本での1安打勝利に「素晴らしかった」と興奮。

 ▼同19日 加藤が楽天戦に先発し9回90球3安打完封で2勝目を挙げた。100球未満完封“マダックス”達成に「カドックス」と絶賛した。

 ▼5月15日 ソフトバンク戦で重盗を2度も決めるなど采配が的中。12安打10得点でビッグボス体制初の4連勝&同一カード3連勝に「すっげえ楽しかった」。

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